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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第25回「イギリスの歴史:チャールズ1世と王権神授説」

2020/03/21
 
ロンドン市内
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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それぞれの王/女王の政治的手腕

エリザベス1世の政治的手腕

 時に、エリザベス1世は非常に国会をまとめる能力に長けていました。

 エリザベス1世の統治時代、エリザベス1世は、「彼女自身の要望と考え方」と、「庶民院(the House of Commons)もしくは貴族院(the House of Lords)の要望や考え方」との間の、バランスを取る事に成功します。

 宗教でもそうですが、エリザベス1世は、地域の教会で、人々ののカトリックとプロテスタントの信仰上の違いを、追及しようとしませんでしたね。

 そうやって、宗教上でもバランスを取ることに成功したのでした。

 無論、その宗教改革の波の中の国会では、プロテスタントの議員が数多くを占めるようになっています。

 何事も細かい事を追いすぎると全体が崩れてしまいますよね。

 全体を大局的に見て、皆の事を考えて判断できる人がやはり王や王女の器であり、政治的手腕を兼ね備えた人物なのではないかと思います。

ジェイムズ1世とチャールズ1世

 メアリー・スチュアートの息子であり、今やイングランドの王であるジェームズ1世と、その息子であるチャールズ1世は、エリザベス1世とは違い、そういった政治的手腕にはうとく、物事を大局的に捉えてバランスを取る事ができませんでした。

 これは面白い事実ですね。やり手のエリザベス1世はチューダー家、あんまりやり手ではないジェイムズ1世とチャールズ1世はスチュアート家の家系です。

王権神授説 (Divine Right of Kings)

 ジェイムズ1世とその息子のチャールズ1世、彼らは、「Divine Right of Kings」(王権神授説)という考えを信じていました。

 この頃にはまだニュートンなどの科学の始祖が探究を始めていない時期です。

 こういう時代に、人々がキリスト教を信仰していたために、その信仰心とヒエラルキーが混在しながら発達して行ったとしても不思議ではありません。

 この概念は、神が王になる人物をこの地を統治するために配属しているのだという考え方に基づいていました。

 そしてこの考え方は、国会からの許可を得ることなしに、王は自由に物事を決定できるべきだというものでした。

 この「Divine Right of Kings」の日本語の正しい訳は「王権神授説」です。

 「王権神授説」という言葉は誰が考えたのでしょうね?翻訳としてこのDivine Right of Kings用に作られた日本語なのか、元々日本語にこういう言葉があったのでしょうか。

 どうも、この言葉はできすぎている気がしてなりません。まあそれはさておき。

 「王権神授説」を信じた王は、ジェイムズ1世とチャールズ1世であると覚えましょう!

国会の重要性

プロテスタントの議員たちとカトリックの王

 ジェームズ1世の統治時代が終わり、その息子のチャールズ1世が、イングランド、ウェールズ、アイルランドとスコットランドの王位を受け継いだ時には、彼は、その王権神授説の考え方を更に推し進めました。

チャールズ1世(Charles I)

 宗教改革後の国会議員はほぼ多数がプロテスタントでしたよね。

 その中でチャールズ1世の父、ジェイムズ1世の母親であるメアリー・スチュアートも、考えてみればカトリックでしたね。

 つまり、

 チャールズ1世が統治する時代においては、王の家系にはカトリック思想が受け継がれているのに対し、国会議員はその多数がプロテスタントです。

 そう考えるとこの王が人気がなかったのにも頷ける気がしますが、それにしてもすごい暴君ぶりです。

国会と王権神授説

 国会側はそりゃ怒りますよね。今までの歴史と伝統があり、それぞれの階級から庶民院と貴族院の代表を選び、王との話し合いで様々なことを決めていた訳です。

 それを今更急に、神が王を決定しているのであるから、王は国会を無視して何でもすることができるという暴君をどうにかして止めなければならない訳ですよね。

 チャールズ1世が、彼の宗教(カトリック)と外交の方針に国会から賛同を得られなかった時に、彼は国会を無視して権力を行使し始めます。

 11年間、チャールズ1世は国会を無視して金銭を取得したりしていました。

 しかしそのような暴君支配は長くは続きません。

 その暴君無能ぶりに、様々の相手から反感を買っていましたが、ついにスコットランドからの反逆に合った時に、チャールズ1世は今まで無視し続けてきた国会に助けを求めなければならない羽目になります

 チャールズ1世が行った具体的な国会への援助願いについては、明日やりましょう。今日はここまでです。

ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p27-p28 / “The Rise of Parliament”

日本語チーターシートは以下をクリック!

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

increasingly |adv. more and more:

divine right |n[U]a belief that a king or queen represents, and has been given power by, God

appoint|v. to choose someone officially for a job or responsibility:

approval |n[C] the feeling of having a positive opinion of someone or something:
in line

recall |v. to order the return of a person who belongs to an organization or of products made by a company:

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries

今日の問題

Which is correct?

1. ‘The Divine Right of Kings’ meant that the English kind should rule France

2. ‘The Divine Right of Kings’ meant that the king was appointed by God

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役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂

英国古本屋ライター:K·T·エリーズ

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第26回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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