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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第73回「イギリスの歴史: 戦後 -福祉国家の設立」

2020/05/22
 
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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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1945年以降のイギリス (Britain since 1945)

前座

 さて、第二次世界大戦も終わり、Life in the UKの歴史では、「1945年以降のイギリス」のこの章が最終章になります。戦後の話です。

 さてとりあえずは、世界的に有名なイギリスの社会保障制度から行ってみましょう。

福祉国家(The Welfare State)の設立

労働党とクレメント・アトリー首相

 さて、第二次世界大戦で、イギリスは戦争に勝ちましたが、国は経済的に疲弊していました。そして人々は変化を欲するようになります。

 戦争の間、重要な教育システムの改革が行われました。そして人々はより幅広い社会の改革を模索していました。

1945年に、イギリス国民は労働党内閣(Labour government)を選出します。

クレメント・アトリー(Clement Atlee)が新しい首相になります。

ベヴァリッジ報告書

クレメント・アトリー首相は、ウィリアム・ベヴァリッジによる、ベヴァリッジ報告書(Beveridge Report)にまとめられた社会保障制度(welfare state)を導入する事を確約します。

 ベヴァリッジ報告書が何かというのがテキストに書かれていないのでここで補足しておきましょう。

 ベヴァリッジ報告書は、社会保障制度として、年金や失業保険、健康保険などは、あらゆる国民が対象となる事ができるように整備する事が必要であるという事が書かれた報告書だそうです。

 冗談ではなく、こういう事を考えつくウィリアム・ベヴァレッジこそ天才であり、ヒーローではないでしょうか。もっと知りたい方は、上記の名前のリンクをクリックしてwikiで読んでみてください。

NHSと社会給付 -“ゆりかごから墓場まで”

 1948年に、厚生大臣(the Minister for Health)であったアナイリン・ベヴァン(Aneurin Bevan /通称 ナイ・ベヴァン Nye Bevan)が、イギリスの国民保険サービス(NHS(National Health Service))の設立を率いました。

 これは、国民全てに必要最低限の医療を保証するもので、使用する際は無料だというものでした。

 使用する際には無料(free “at the point of use”)、と書かれているのはなぜかというのには理由があります。

 働いてみると分かりますが、イギリスの税金は毎月かなり高いんですね。

 この「国民全員に、無料で行われる最低限の医療」は、このみんなが支払う税金から提供されているので、厳密に言えば、国民全員が毎月医療保険に保険料金を払っているのと同じことになりますよね。

 つまり、「使用の際は」無料な訳です。笑。ただし、イギリスの税金は、お金持ちからたくさん取られるように、そんなにお金を持っていない人からは少ない税金でいいようになっています。

更に、「社会保障制度」を提供するため、社会給付も国家システムとして導入されます。

 これは、あの有名なフレーズの「ゆりかごから墓場まで(cradle to the grave)」という言葉を生み出します。

 この社会保障制度により、実際に国民は、揺かごから墓場まで保護されるようになるだろうという事でした。

公共設備の所有

 また、政府が、鉄道や、炭鉱、ガス、水道、電気供給などを公有化(国有化)します。

 これにより、例えば、民間企業が水道会社を独占してしまい、国民全員が必要な水に関して、べらぼうな高値をつける、などといった事ができなくなりますよね。

 戦後は国民全員のための、社会保障についての様々な事が考えられ、実践されていくのでした。

ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p52-p52

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

the welfare state | a system whereby the government undertakes to protect the health and well-being of its citizens, especially those in financial or social need, by means of grants, pensions, and other benefits. 

reform | n. the action or process of reforming an institution or practice

Labour Government | (Government, Politics & Diplomacy) a British political party, formed in 1900 as an amalgam of various trade unions and socialist groups, generally supporting the interests of organised labour and advocating democratic socialism and social equality

outline | v. give a summary of (something):

cradle to the grave | Lasting the full spectrum of life, existence, or a given process; that is, from the firstpoint to the very last. Derived from the phrase “from the cradle to the grave” (or “from cradle to grave”)

nationalise |  v. put under state control or ownership

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 

今日の問題

Which 2 were introduced before the first world war (1914)?

1.NHS
2.Child benefit payments
3. State retirement pension
4. Free school meals

Which 2 were major welfare changes introduced from 1945 to 1950?

1.NHS
2. State retirement pension
3.Employment exchanges
4. A social security system for all

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役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K·T·エリーズ

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第74回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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