イギリス専門情報サイト英国古本屋。翻訳家のライターが、定期的に英文解説記事を更新。イギリス生活における公的必要書類の書き方を分かりやすく紹介。英語資格試験の情報も多数!

英国古本屋

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!大量連載中!

まだ連載中ですが、現在、公式「Life in the UK」のテキスト解説をほぼ網羅しております。試験に必要な方はぜひご活用ください。

第一回「”Life in the UK” 試験の概要」はこちら 

“Life in the UK”の全過去記事はこちら

最近の投稿

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第90回「イギリスの現代社会:通貨/方言/人口」

2020/06/29
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

通貨

 イギリスの通貨は、皆さんご存知のように、ポンドです。ボンドに使われるマークは世界共通の「£」このマークですね。

 ポンドの下の単位のペンスが100個集まると、1ポンドになります。

 通貨のそれぞれの額面価値を書き出してみましょう。pという略はペンス(pence)です。

コイン:1p, 2p, 5p, 10p, 20p, 50p, £1, £2

紙幣:£5, £10, £20, £50

 2の単位を使う通貨は、現在の日本には2千円札しかありません。

 イギリスの硬貨には、上記を見て見ると、2pや20pや£2のような硬貨が存在し、例えばそれを日本の状況に置き換えてみて、2円という単位、20円や200円という単位が硬貨になっているようなものだと考えると、少し不思議な気がしますね。

 イギリスでの一番価値の高い紙幣単位は、£50です。これは1ポンドが100円であるとするならば、5000円札に等しいということになります。日本で言う1万円札に同等の紙幣単位は、イギリスには存在しないわけですね。

 もう一つ、これはキーポイントです。
 北アイルランドとスコットランドは、それぞれ独自の銀行紙幣を発行しており、その紙幣は、イギリス全土で有効です。しかしながら、地元の小さな店やビジネスでは、その紙幣の受け取りを拒否することもできます。

広告

言語と方言

 イギリスには、様々の地域で言語のいろいろなバリエーションがあります。英語には、たくさんのアクセントや方言があります。

 ウェールズでは、沢山の人々がウェールズ語を話します。ウェールズ語は、英語とは全く違う言語です。これは無理やり日本のイメージでいえば、琉球語と日本語くらい、もしくはそれ以上に違いがあると思います。完全に英語とは違う言語です。

 ウェールズ語は、学校や大学で教わります。

 スコットランドでは、ハイランドや島で、ゲール語(Gaelic)が話されています。これも全く別の言語です。スコットランド・ゲール語ですね。

 北アイルランドでは、複数人がアイルランド・ゲール語を話します。

広告

人口

 イギリスの人口を見て見ると飛躍的に増加しています。ちなみに、2010年の統計では、62,000,000人を少し超えるくらいらしいです。

 ちなみに日本は、同じ2010年にwikiの人口推移ページによると、人口統計128,058,000人らしいです。

 これは興味深いですね。なんと同じ年度の総人口統計で、日本の総人口はイギリスの約2倍です。

 さて、イギリス国内に絞って、1600年からの推移を見て見ましょう。歴史をやりましたから、エリザベス1世の時代の後期あたりはたった4,000,000人を超えるくらいだった訳です。以下の表を見て見ましょう。

1600年 | 4,000,000人
1700年 | 5,000,000人
1801年 | 8,000,000人
1851年 | 20,000,000人
1901年 | 40,000,000人
1951年 | 50,000,000人
1998年 | 57,000,000人
2005年 | 60,000,000人
2010年 | 62,000,000人

人口増加は近年になるにつれ加速して行きます。イギリスへの移民と、より長い平均寿命がこの人口増加に一役買っていそうです。

 人口は、イギリスの4つのエリア(イングランド・北アイルランド・スコットランド・ウェールズ)において均等に配分されている訳ではありません。

 イングランドが、総人口の84%を多少一貫性を保っています。ウェールズが5%、スコットランドは8%、北アイルランドは3%を切るほどです。

広告

 ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p64-p65

さあ読んで行きましょう!
必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

denomination |n. the face value of a banknote, coin, or postage stamp:

banknote | n. a piece of paper money, constituting a central bank’s promissory note to pay a stated sum to the bearer on demand:

dialect |n. a particular form of a language which is peculiar to a specific region or social group:

Highlands | n. the mountainous part of Scotland, north of Glasgow, often associated with Gaelic culture:

expectancy | n. the state of thinking or hoping that something, especially something pleasant, will happen or be the case:

distributed | shared or spread out:

consistently | adv. in every case or on every occasion; invariably:

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 
広告

今日の問題

Northern Ireland and Scotland have their own banknotes.

True or False

もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!

役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K・T・エリーズ

広告

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第91回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、固定ページの「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 英国古本屋 , 2020 All Rights Reserved.