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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法 付録1「2020年ブレグジット(Brexit)とは?&テストへの影響」

2020/05/25
 
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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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ブレグジット(Brexit)

初めに

 皆さん、ブレグジットで”Life in the UK”のテスト内容が変わるかも!なんて事を、何処かで読んだり聞いたりした事がありますか?

2020年は丁度そのブレグジットの境目でしたから、特にLife in the UKの教材に書かれている事も、歴史や政治のパートにおいて変わってしまうかもしれませんよね。

 しかし、ブレグジットと言っても、いまいちそれが何なのか分からずに、ただ、ブレグジットだ、そうだ、と頷いたり話を合わせたりしているだけで、終わっている所がありませんか?

 本日は、そんなブレグジットの基本と、それがテストにはどう影響するのかという事を、いつものように”Life in the UK”の教材を参考にしながらお話ししたいと思います。

Brexitとは何か

 2016年6月23日、イギリスの有権者である国民は、国民投票でEU(European Union)を離脱するための投票を行いました。

ちなみに、”Brexit”とは、”Britain”(イギリス/英国)と”Exit”(出て行くこと)という2つの単語を組み合わせた合成語です。

 このBrexitという合成語はつまり、イギリス/英国が欧州連合(EU)から出て行く事をさして使われます。

EUとは何か?

 European Union(欧州連合/EU)は、1992年に発足しました。

これはヨーロッパを中心に27の加盟国から成る政治経済同盟で、その加盟国は次の通りです。

ベルギー、ブルガリア、チェコデンマーク、ドイツ(加盟時西ドイツ)、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、クロアチア、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド、スウェーデン、英国(2020年1月に離脱)

 その多数の加盟国内では、税関や出入国の審査がされないなどの利得があり、人や物の自由な行き来が可能でした。

 その一例は、イギリスの生活の中で言えば、イギリスが加盟国であった時は、EU圏の人々はイギリスで働くためにワークビザなどを取得する必要がありませんでしたよね。

ブレグジット(Brexit)の行方

↑ホラーっぽい感じのものを落として見ました:D

 2016年6月23日に国民投票でそうとは決まったものの、そのブレグジット実現への道はそうそう滑らかなものではありませんでした。

 最初、そのイギリスがEUを離脱する元々の日付は2019年3月の予定でした。しかしはその日は来て、ただ行き過ぎます。

欧州連合は、ブレグジットについてのイギリス国内賛同に至るための経過延長を許可します。

メディアにより散々取り上げられ、未来へ向けた最善策に関して幅広く異なった意見が飛び交い、時間が経過して行く中で政治的犠牲(政治家がブレグジットのせいでキャリアを失ったりなど)なども焦点となりました。

 ブレグジットの通る道における重大なインパクトは、ブレグジットが作り出すだろう(社会の)不確実性です。この不確実性は、イギリスにおける生活面ほとんど全てを通して広がっていきます。上記でも軽く触れたように、政治的影響も見逃すことはできません。

 また、イギリスにあるビジネスは、ヨーロッパにおける市場や商品や人々への関与という事に関しては手探りの状態で、その将来性を知らされぬまま計画を立てなければいけません。

 政府機関は、ブレグジットによりもたらされるだろう結果について、いくつものシナリオを準備しなければなりません。

 国内/国外にいるイギリスの市民は、EU加盟国において将来どう生活をし移動できるのかという事が解りません。

 そして、現在イギリスに住んでいる(イギリス以外の)ヨーロッパの市民にとっては、彼らの権利や機会がどこに行き着くのかという事を知る事が、かなり難しい状況になってきています。

 そして総選挙により、2020年1月31日(GMT)午後11時に、イギリスは欧州連合EUを離脱しました。

ブレグジット以降の生活における具体例

 これからどうなるのでしょうか。

 ちなみに私の勤めているイギリスの会社では、ヨーロッパの人々が多いのですが、5年以上イギリスで働いている人は永住権を申請できるそうで、去年、会社が躍起になって取らせていました。(現時点で2020年5月です)

 顧問弁護士と一人一人話をする機会を持たせるなどして去年は慌ただしかったのを覚えています。

 私たち日本人は、日本がそもそもビザを取ってしかイギリスにいられない国の一つでしたので、関係ない話でしたが。

 ビザ以外にも色々変わって来るのかもしれません。未来はどうなるのでしょう。その都度最善策を講じて行くしかありませんね。まあ、ふわふわーっと頑張りましょう 🙂

Brexitとテスト内容への影響

ブレグジットでテスト内容が変わる?

結論から述べてしまえば、このLife in the UKのテストに関して言えば、ブレグジットにより、内容も変わるところはあります。

 が、しかし個人的な感想としては、このLife in the UKというテストのカバーしている範囲の多さを考えると、その内容は、あまり、変わらないと言わざるを得ません。笑。

 ちなみに、Life in the UKテストの歴史のパート(今年2020年版)では、そもそも、古代から現代まで、そのカバーしている範囲は、一万年前から、2010年代までです。

 ブレグジットでイギリスがEUを離脱したのは今年2020年の1月です。

 歴史の範囲がごっそり消える、などとということは起こり得ませんね。笑。

 EUに関する記述はちょっとだけ変わるかもしれませんが… … …

ブレグジットについての本文抜粋とその翻訳
(“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p XXII)

 ここで、当の教材の機関がなんと言っているのか抜粋して見ましょう。抜粋文と共に翻訳とまとめを以下に載せます。

In the short term, the implementation of Brexit will not have any significant impact on what is in your test or how it is conducted.

The official study materials, test fee, test process and pass certificate will remain same. However, it is possible that Brexit may lead to a change in the study materials. You will see that there are regular references to EU in the study materials – particularly in chapters 4 and 6. If there were to be changes, these would be brought in with plenty of warning and be well publicised.

It may seem unusual to be learning about the UK and the EU when this relationship is going through huge changes. The critical point to remember is that the test is based on the official study materials rather than the current political environment. This means you still need to take note of any references to EU as you may well be tested on them.

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p XXII

 この短い期間では、ブレグジットの設置におけるテストにおいての重大な影響はあまりないと考えて良いでしょう。またテストがどう行われるかという問題についても、あまり変化はありません。

 公式の教材や、テスト代、テストのプロセスやテストの合格認定などに変化はありません。

 しかし、ブレグジットによってその教材の「内容」に変化がもたらされる可能性はあります。

 特に、教科書のEU/欧州連合関連についての記述である、チャプター4や6の部分です。

 (チャプター4は歴史、チャプター5は現代社会の章ですね。)

 もし変化があれば、その変化は少なくない警告でもって公表されます。

 イギリスと欧州連合の関係が大きな変化を迎える時に、イギリスと欧州連合の関係性を学ぶことは妙に感じられるかもしれません。

 覚えておくべき重要なポイントは、このテストは、公式の教材に基づいているものであって、現代の政治的環境に基づいているものではありません。

 しかし、これが意味するものは、試験で出されるかもしれない教材に書かれた欧州連合の関係情報には、まだ十分に注意を払って学ばなければいけないという事です。

その他のリファレンス

Because the situation can change we recommend regularly checking local and national news for the latest updates. We will also publish developments about the Life in the UK Test, citizenship and Indefinite Leave to Remain at www.lifeintheuk.net/news.

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p XXII

 状況は変わり得るので、最新の情報更新のために、地域や国家のニュースを定期的にチェックしましょう。

 Life in the UKのテストや、市民権や永住権などについての変化(発展)の情報は、Life in the UKの公式ホームページで公表されます。

と、言う事でした!

では皆さん、合格をお祈りしています!

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役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂

英国古本屋ライター:K・T・エリーズ

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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