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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!大量連載中!

まだ連載中ですが、現在、公式「Life in the UK」のテキスト解説をほぼ網羅しております。試験に必要な方はぜひご活用ください。

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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!付録2 「テストの予約の仕方やテスト形式、当日の雰囲気など」

2020/05/25
 
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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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“Life in the UK”のテスト形式と注意事項

初めに

 さて、”Life in the UK Test Handbook”を読み終え、Life in the UKのテストを受ける準備が整った人にとっては、予約は必須ですよね。

 もしくは、もうダラダラと勉強を続けるのが嫌で、自分を追い込むためにさっと予約だけでもしておきたい!と言う人もいるかもしれません。

 予約する時に、色々気を付けなければならないIDの問題などもありますので、ちょっとおさらいしておきましょう。

“Life in the UK Test” テスト形式

テスト時間:45分
テスト問題数:24問
テスト問題形式:選択問題のみ、筆記なし

言語:全て英語
媒体:テスト機関に設置されたパソコン

 テストの時間は45分です。45分内で24問全てを解き終えなければなりません。

 ちゃんと勉強すると、これは24問を解き終えるのに、15分あれば十分なテストです。勉強していれば、楽勝で進めます。

 待ち時間にもよるでしょうが、テストを受けて、合格通知をもらってそのビルを出るまで、全体で30分もかからなかったように思います。

再度受験する時の注意事項

 Life in the UKのテストは、指定の受験費用(2020年時点で50ポンド)を支払えば、何度も受けることができるテストです。

 ぜひ自分に合った方法でトライして欲しいですが、知っておかないといけない注意点があります。教材からその部分を以下に抜粋してみます。

If you don’t pass you can take the test again. However, you will need to rebook and pay again, and wait at least seven days before retaking your test

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” pXX

 上記に書かれてある通り、このテストは予約をして支払いを行えば、何度でも受けることができますが、一度テストに落ちてしまった場合は、次のテストを予約するのに最短で7日ほど間を取らなくてはいけません。

 このテストは、ビザ申請に必須のテストです。このテストの合格通知がなくてはビザを申請できません。

 ですので、ご自身のビザ申請の期間をよく把握して、その期間を逃さないように早めにテストを受け、合格通知をもらっておきましょう。

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“Life in The UK” 予約の仕方

Life in The UK 公式ブッキング(予約)サイト

 基本的に、Life in the UKのテストのブッキングは、以下の指定の公式ウェブサイトから行います。

https://www.lituktestbooking.co.uk/lituk-web/
(Life in the UK テスト公式ブッキングウェブサイト)

上記の指定の公式ウェブサイトには、政府のHPの”Life in the UK Test”関連のページ(https://www.gov.uk/life-in-the-uk-test)から”Start Now”のボタンを押してたどり着く方法もあります。

 一般検索をすると、色々なサイトが現れます。アイコンをそっくりに似せて、手数料を取って予約を代行させるように仕向けるような悪質なサイトもその検索結果に出てきます。気をつけましょう。

 公式ブッキングサイトに行った後は、Emailを入れたり、基本の個人情報を入れたり、試験会場を選んでカードで支払うだけですので、ウェブサイトで指示された手順に従ってください。

予約に必要なもの

1. 写真付き身分証明書(Photo ID)

2. デビット/クレジットカード(Debit / credit card) :支払いのため

3. Email アドレス

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IDと注意事項

[1.写真付き身分証明書]に使用できるID

  • 有効期限内のバイオメトリック・レジデンス・パーミット(Biometric Residence Permit)
  • パスポート(Passport)
  • 有効期限内のUK運転免許証(UK photo card Driving Licence)

注意: European Union Identity Card/Approved Travel Document/Immigration Status Documentなども使用可能であると書かれていますが、この3つはEU圏の人でないと該当しないか、もしくは日本人には該当しないと思われるので省きます。
 
 詳細をご覧になりたい人は、”2020 Edition Life in the UK Test Handbook”のpXVIIIをお読みください。

予約とIDにおける注意点

予約をする際に、IDを入れる項目があります。

 これはとても重大なことですが、Life in The UKのテストを予約した時に使用したものと、全く同じID(身分証明書)を持って、当日テスト会場に行かなければなりません。

 例えば、フルミドルネームで登録し予約を完了したけれど、持ってきたIDにはイニシャルしか書かれていない、などの場合には、当日テストを受けることができなくなります。また、支払った金額も返金されません。

 この間違いをする受験者が多いそうですので気をつけましょう。

IDが旧姓などの場合

 また、もし、結婚後にパートナーの姓を使用してテスト予約時に登録をしたけれども、IDには旧姓が書かれている、と言った特別な場合には、それを証明するために以下の三点のうちの書類のどれかが必要です。

  •  UK結婚証明書 (UK marriage certificate)
  •  有効期限内のUK配偶者ビザ (UK Spouse Visa)
  • 平型捺(なつ)印証書 (UK Deed Poll) (※赤ラベル(シール)付きである必要あり This must show a red seal)

 また、これらのうちの一つを提示できない場合は、受験は拒否され、支払い金額は戻って来ません。

その他の3つの注意点

1. —IDのコピーや写真は、受け付けられませんのでご注意ください。必ず、書類や身分証明書は、オリジナルの原本を持って会場に行きましょう!

2.—書類は有効期限以内である必要があります!

3.—ウェブサイトの予約では、住んでいる住所に一番近いテストセンター5つが自動的に表示されます。この5つのうちのいずれかでテストを予約し受験する必要があります
 その他のところで予約されたテストは、受けることができず、返金も行われませんので注意しましょう!

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テスト会場の雰囲気

身体チェック

みなさん既によくご存知と思いますが、ビザ関係の書類や試験を遂行する機関は、ものすごく厳しくチェックを行いますよね。

 テスト自体ではなく、その厳重な警備やチェックで、あがり症の私はすぐに緊張してしまいます。空港の入国審査にちょっと似ています。

 ちなみに私が行った試験機関の受付の女性は、タトゥーをしながらも全くカジュアルではなく、軍人かと思うほど無表情で、無礼とも取れるあしらわれ方をされました。

 ちなみに、友達や夫やパートナーなどはその受け付けまでで追い返されます。あなた以外中に入ることは出来ません。

 身体チェックは、あの空港でやるのと同じです。

 身体全体が終わると、次に耳を見せろと言われます。これは耳にイヤホンが入っていないかのチェックです。

 袖をまくれとも言われます。

 これらは、今まであったらしい数々のチート対策だそうです。

 外部に答えを教える人間がいて何かしらの最先端の機器で通信をして合格を勝ち取ると言うのですが、

 そこまでしなければならないほど難しいテストではないので、その最先端の機器を高い値段で買う前に、普通に暗記をする方が理にかなっています。

 カーディーガンっぽいものや帽子も、全て脱いでロッカーに入れなくてはなりません。カバンもそうです。

 季節によっては寒いかもしれないので、カーディーガンのような前が開いているものではなく(脱がされますので)、パーカーやセーターなんかを着て行きましょう。

基本的に、自分の体以外、何も、テストの部屋に持ち込むことはできません。

テストの部屋

 どのビザのために、何の試験を受けに来たか聞かれますので、それに答え、注意事項が書かれた書類を読みサインし、身体チェックも終わると、

 いよいよテストの部屋に案内されます。

 どうってことはない、小さな部屋で、ちょっと旧式のデスクトップのパソコンがずらずらと壁際に並んでいます。

 複数人がテストをもう受けているかもしれません。本当に静かです。

 中には試験官が1人いて、小声であなたの席はそれですよと言ってくれます。さあ緊張の波が押し寄せてくるわけです!

 部屋に入ってから45分ではなく、パソコンで問題を開始してから自動的に時間がカウントされるようです。

 ヘッドセットをつけることもできます。机の上に丁寧な説明書きが乗っていますので、それをゆっくり読んでから取り組むのがいいです。

 本当に、テスト自体は24問答えて見直しをするのに、15分あれば十分ですので、落ち着いて取り組んでください!

 確か、パソコンで終わりのボタンを押すと、部屋を出ていかなくてはならなかったと思います。

 もうその時点で受付には結果が表示されているのですぐに呼ばれます。

 Congratulations !と言われたら、渡された紙にサインしてロッカーから荷物を取って帰りましょう。

(この記事は、”2020 Edition Life in the UK Test Handbook”のp XVI – p XXの範囲を中心にまとめてあります。もし少しでもあやふやな所がありましたら、上記の本に立ち返って詳細を参照ください。)

では皆さん、グッドラック!
これを読んでいる皆さんであれば楽勝です!

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英国古本屋ライター:K·T·エリーズ

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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