イギリス専門情報サイト英国古本屋。翻訳家のライターが、定期的に英文解説記事を更新。イギリス生活における公的必要書類の書き方を分かりやすく紹介。英語資格試験の情報も多数!

英国古本屋

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!大量連載中!

まだ連載中ですが、現在、公式「Life in the UK」のテキスト解説をほぼ網羅しております。試験に必要な方はぜひご活用ください。

第一回「”Life in the UK” 試験の概要」はこちら 

“Life in the UK”の全過去記事はこちら

最近の投稿

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第148回「イギリス政府と法律:「イギリスの民主主義と憲法」の総まとめ1」

2020/08/17
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

第142回 イギリス民主主義の発展

 イギリスは現在、君主を国家のリーダーとする議会制民主主義(parliamentary democracy)国家です。

 民主主義というのは、その国の成人した人全てが意見を持つことができる制度です。これは、直接投票、もしくは代わりに決断を下す代表者を選出する事によって、成り立っています。

<チャーチスト支持者の投票権改革>

  • 男性全員の投票権
  •  毎年の選挙
  •  全ての地域における選挙システムの平等
  •  無記名投票(秘密投票)
  •  どの男性も国会議員として立てる権利
  •  国会議員としての給料が出される事

<女性参政権>

 女性の投票権についての問題はかなりの頻出問題で、友人も実際の試験に出たと言っていました。特に、1918年、1928年に拡大された女性参政権の部分の年号と年齢は必須です。

  • 1918年 — 30歳以上の女性に、女性としては初めて投票権が認められる
  • 1928年 — 21歳以上の男女両方に投票権が認められる
  • 1969年 — 18歳以上の男女両方に投票権が認められる
広告

第143回 イギリスの憲法

イギリスの憲法は、不文憲法(unwritten constitution / Uncodified constitution)として存在します。それは、どんな文書にも書き記されません(NOT written down)。

主な政府機関

  • 君主(the monarchy)
  • 国会(議会)(庶民院と貴族院)(Parliament(the House of Commons and the House of Lords))
  • 首相(the Prime Minister)
  • 内閣(the cabinet)
  • 司法機関(the judiciary(courts))
  • 警察(the police)
  • 政府官庁(公務員)(the civil service)
  • 地方自治体(local government)

それに加え、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドでは、特定の問題に対して法を制定する権力を持つ自治政府が存在します。

立憲君主制

現在、女王エリザベス2世は、イギリスの国の君主です。また、彼女はイギリス連邦(Commonwealth)の多くの国の君主もしくはリーダーでもあります。

 イギリスは、立憲君主制で成り立っています。これが意味するところは、王や女王は国を支配する事はありませんが、国民が民主主義の選挙で選出した政府を任命できると言う事です。

 君主は、首相と定期的な会合を持ち、忠告や警戒、奨励する事はできますが、政府の方針についての決定は、首相と内閣により行われます。

広告

第144回 イギリスの女王

 現在の女王、エリザベス2世の王配(女王の配偶者)は、エジンバラ公フィリップ(Prince Philip, the Duke of Edinburgh)で、次期王位後継者とされているのは、エリザベス2世とエジンバラ公フィリップの息子であるウェールズ公チャールズ(Prince Charles, the Prince of Wales)です。

 2012年には、女王の60歳の誕生日を記念して、ダイヤモンド・ジュビリー(Diamond Jubilee)が祝われました。

 女王は、とても重要な儀式上の役割を担っています。例えば、毎年の新しい国会の開会などを行います。このイベントで、女王はこれからの一年における政府の方針をまとめたスピーチを行います。全ての議会制定法は女王の名の下に作成されます。

 また、その他の世界に対し、女王はイギリスの代表とみなされます。外国の大使や、行政長官を受け入れ、国家元首を訪問し、他の国々との外交上の、もしくは経済上の関係性を保守する意味で公式訪問をします。

国歌

God save our gracious Queen,
Long live our noble Queen,
God save the Queen:
Send her victorious,
Happy and glorious,
Long to reign over us,
God save the Queen.

 国家は問題にもあったので、ちょっと暗唱しておきましょう。

もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!
役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K·T·エリーズ

広告

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第149回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、固定ページの「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 英国古本屋 , 2020 All Rights Reserved.