『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第96回「イギリスの現代社会:宗教の総まとめ」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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第94回 宗教
イギリス国内で人々が信じる宗教
イギリス(UK)は、歴史的にキリスト教の国です。
2011年の調査では、59%の人々がキリスト教徒として己を見出しています。4.8%がイスラム教、1.5%がヒンズー教、0.8%がシク教、0.5%以下がユダヤ教や仏教徒として暮らしています。
また、すべての人が、宗教を選ぶ法的権利、宗教を信じるか否かを選ぶ法的権利を持っています。
2011年の調査では、25%の人々が無宗教であるという結果が出ています。
キリスト教の教会
イギリスの公的国教会(official church of the state)はイングランド国教会(Church of England)です。
イングランド国教会は、その他の国では「英国国教会系教会(Anglican Church)」、アメリカやスコットランドでは「(米国)聖公会(Episcopal Church)」とも呼ばれます。
- イギリスの君主(国王)がイングランド国教会のリーダーです。
- イングランド国教会の宗教上の指導者は「カンタベリー大主教(大司教)(Archbishop of Canterbury)」です。
スコットランドでは、国民教会(national church)として、スコットランド国教会(the Church of Scotland)があります。これは歴史パートでもやりましたが、長老派教会(Presbyterian Church)の一つです。
ウェールズと北アイルランドには、教会は設立されていません。
その他のイギリスにあるプロテスタントのキリスト教のグループには、福音主義のプロテスタント教会であるバプテスト(Baptists)、プロテスタントの一派メソジスト(Methodists)、長老派(Presbyterians)、そしてこのグループは奴隷解放問題でも一役買いましたクエーカー(Quakers)があります。
プロテスタント以外のキリスト教宗派も存在し、その最も大きな教会組織は、ローマ・カトリック教会です。
第95回 守護聖人の日
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドは、それぞれ「守護聖人(Patron Saint)」と呼ばれる国家の聖人を持ちます。そして、各聖人は特別な日を持ちます。
- ウェールズ:3月1日 聖デービッド(St. David)の日
- 北アイルランド:3月17日 聖パトリック(St. Patrick)の日 休日
- イングランド:4月23日 聖ジョージ(St. George)の日
- スコットランド:11月30日 聖アンドリュー(St.Andrew)の日 休日
スコットランドと北アイルランドだけが、それぞれの聖人の日を公的な法定休日としています。(スコットランドでは、すべてのビジネスやオフィスが閉まる訳ではありませんが、一応公的休日です。)
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英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第97回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。