『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第88回「イギリスの歴史:戦後のまとめ4」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
サッと読みたいならこの目次からジャンプ!
第82回 EECとEU、そしてマーガレット・サッチャー
1957年に、ドイツ、フランス、ベルギー、イタリア、そしてルクセンブルグ、オランダが欧州経済共同体(EEC/European Economic Community)を結成します。
1973年にイギリスもEECに参加します。
イギリスはユーロ貨幣を使用しない、欧州連合(EU/European Union)のメンバーでした。
1979年に総選挙での保守党の勝利に続いて、マーガレット・サッチャーはイギリス初の女性の首相になります。
第83回 サッチャー政権からトニー・ブレアへ
イギリス初の女性の首相である、マーガレット・サッチャーは、当時の保守党政権を1979から1990まで率いました
国営化されていた産業の民営化、更に労働組合の権力に法的制御を課します。
1982年にアルゼンチンがフォークランド諸島を侵略します。
保守党のジョン・メージャー(John Major)が、マーガレット・サッチャーの次にイギリスの首相になります
1997年、ジョン・メージャーの次に、労働党を率いるトニー・ブレア(Tony Blair)が首相として選出されます。
ブレア政権はスコットランド議会とウェールズ議会を導入。
- スコットランド議会は法を制定する実質的な権力を持ちます。
- ウェールズ議会は法制定に関しては限られた権力を持ち合わせているだけですが、それでも、公共サービスに関しては無視できないコントロール力を与えられました。
北アイルランドに関して、ブレア政権は和平プロセスを実現する事に成功します。この政権の間、1998年における「聖金曜日の和平合意(ベルファスト合意)(Good Friday Agreement)」の条約調印の結果が生まれました。
そして2007年に、トニー・ブレア政権が終わりを告げると、次は労働党のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)が首相になります。
第84回 アフガニスタンとイラクでの衝突/2010連立政権
2000年以来、イギリスの軍隊は、アフガニスタンやイラクでの仕事を含め、国際テロや大量破壊兵器の拡散に対する世界規模の戦いに従事してきました。
イギリスの戦闘部隊は2009年にイラクから撤退します。
国際治安支援部隊は、部隊参加国はNATO加盟国(28カ国)とそれ以外の22カ国、計50カ国によって成り立ちます。
イギリスは、国際連合(UN/United Nations)から承認されたその国際治安支援部隊(ISAF)の活動の一環として、そしてアフガニスタン政府からの招待で、アフガニスタンでの作戦を実行します。
国際治安支援部隊(ISAF)は、今後決して、アフガニスタンの領域が、アル・カイーダ(Al Qa’ida)などの国際テロ組織により国際コミュニティへの攻撃を計画する安全な避難先として使われることの無いよう、活動しています。
この一環として、国際治安支援部隊(ISAF)はアフガニスタン国家治安部隊(ANSF/ Afghanistan Nation Seculity Force)を設立し、統治面においても発展面においても広がりを見ることができるよう、安全な環境を作る手助けをしているのです。
政権
2015年の5月、保守党(Conservative Party)、自由民主党(Liberal Democrat)が連立政権を形成し、保守党の党首、デービッド・キャメロン(David Cameron)が首相になります。
その後2016年の7月13日にテレサ・メイ(Theresa May)によって引き継がれます。
そしてその後、2019年に私たちの現在のイギリスの首相ボリス・ジョンソンへ…と続くところで、ここでLife in The UKの歴史パートが終わります!
もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!
役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
次は現代社会の世界へと行ってみましょう!歴史をやりこむと、現代社会も法律も歴史もどれも繋がっているようなものなので、簡単に思えると思います!
では、次回でお待ちしています!
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第89回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。