『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第130回「イギリスの現代社会:映画産業1」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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イギリスの映画産業
初期 -サイレント映画
イギリスは、現代における映画業界に大きな影響を与えています。映画というものが一般的に初めてイギリスで公開されたのは1896年のことです。そして、映画の上映はすぐさま人気を博しました。
初めから、イギリスの映画製作者たちは特殊効果で有名になり、この特殊技術は英国の専門技術分野となり続けています。
映画の初期時代から、イギリスの俳優はイギリスとアメリカ合衆国との両方で活躍してきました。
チャーリー・チャップリン(Sir Charles (Charlie) Chaplin)がサイレント映画の世界で「トランプ(Tramp)」の役柄で有名になりました。ちょび髭にステッキを持っているやつです。彼は、ハリウッドでキャリアを積み上げたイギリスの俳優のうちの一人です。
1930年代 – スリラーやSF映画監督
イギリスのスタジオは1930年代に栄えを迎えます。
アレクサンダー・コルダ(Sir Alexander Korda)や、アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)などを含む高名な監督が生まれます。ヒッチコックは、のちにハリウッドに出向き、1980年に死を迎えるまで重要な映画監督として活躍しました。
第二次世界大戦中は、「イン・ウィッチ・ウィ・サーヴ」(“In Which We Serve“)などイギリスの映画が、士気を高めるのに重要な役割を演じます。のちに、この作品の監督であるデヴィッド・リーン(David Lean)や、「エイリアン」や「ブレードランナー」の監督として有名なリドリー・スコット(Ridley Scott)などが、イギリス国内でも国際的にも大成功を収めます。
1950 – 1960年代 -コメディ映画
1950、1960年代は、イギリスのコメディが最も咲き誇る時代です。「ピムリコへのパスポート」(“Passport to Pimlico“)や「マダムと泥棒」(“Ladykillers“)、のちに、「キャリー・オン」シリーズ(“Carry On“)などのコメディが人気になります。
現代の映画
現在イギリスの多くの映画は、イギリスの専門技術を使用する外国の会社によって製作されたものです。
「ハリー・ポッター」や「ジェイムス・ボンド」シリーズなどの最高の興行収益を上げている映画を含む、史上最高の商業的成功を誇る映画シリーズのいくつかは、イギリスで製作されています。
イーリング・スタジオ(Ealing Studio)は世界で最も古くから続いている映画スタジオだと言えます。
特殊効果アニメーション
イギリスは、特殊効果やアニメーションの分野においても強力であり続けています。
たとえば、この分野では、アニメ映画の作品でオスカーを4回受賞したニック・パーク(Nick Park)が有名です。彼の代表作は、「ウォレスとグルミット」で、日本でも大変な人気がありますね。
ボキャブラリ
“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p90 – p91
special effect | n. an illusion created for movies and television by props, camerawork, computer graphics, etc.:
By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary
expertise | n. expert skill or knowledge in a particular field:
morale | n. the confidence, enthusiasm, and discipline of a person or group at a particular time:
highest-grossing | adj. The meaning of highest grossing is making the most money from a product, especially in film industry. The phrase “highest grossing” is the synonym of top-grossing.
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英国古本屋ライター:K·T·エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第131回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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