『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第158回「イギリス政府と法律:イギリス政府の総まとめ1」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
サッと読みたいならこの目次からジャンプ!
第150回 イギリス政府1 -首相と内閣
首相
首相(Prime Minister/PM)は、政権を取っている政党の党首です。この首相は、内閣のメンバーを指名する事ができます。首相は多くの重要な公務の任命権を持ち、それを管理できます。
内閣
首相は、それぞれ部署を担当する約20人の上級議員を大臣になるよう任命する事ができます。それは、以下にリストアップする主要な部署を含みます。
- 財務大臣(Chancellor of the Exchequer) — 経済を担当
- 内務大臣(Home secretary) — 犯罪、治安維持、移民を担当
- 外務大臣(Foreign Secretary) — 各国との関係のマネジメントを担当
- その他の「国務大臣(Secretaries of state)」と呼ばれる大臣たち — 教育、健康、防衛などを担当
これらの大臣たちが「内閣」を形成し、毎週委員会を開き、政府の方針について重要な決定事項を定めます。これらの決定事項は国会により承認されるか、議論されなければなりません。
野党(the opposition)
内閣を持ち政権を握っている政党のことを与党と言い、政権を握っていない政党のことを野党と言います。
野党の党首は、彼らが出会った現在の与党である政府の失敗や弱点を指摘します。この指摘をする一つの重要な機会は、毎週、国会が開かれている間に行われる首相の質疑応答です。
野党の党首も、上級の野党議員を指名し、「影の政府」(shadow ministers)にする事ができます。彼らは「影の内閣」(Shadow Cabinet)を形成し、その役割は、現在の政府に挑戦し、替わりの政策を打ち出すことです。
第151回 政党システム
イギリスの主な政党
主な政党を以下にリストアップしましょう。
- 保守党(Conservative Party)
- 労働党(Labour Party)
- 自由民主党(Liberal Democrats)
- スコットランド、ウェールズ、北アイルランドを代表する政党の一つ
主な政党を代表しない数人の庶民院議員もいます。無所属(independents)と呼ばれ、選挙区で重要な問題を代表します。
公務/公務員について
公務員は、それぞれの功績に基づいて選ばれており、政治的には中立(neutral)です。政治的に指名されている訳ではありません。
人々は、申請プロセスを通して、行政職に応募できます。イギリスの他の仕事と同様です。
公務員は、専心と献身により彼らの行政職をその核心において遂行する事が期待されています。彼らは高潔で、誠実で、客観性を持ち、(政治的に中立であることを含め)公平であることを求められているということです。
もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!
役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K·T·エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第159回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、固定ページの「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。