『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第111回「イギリスの現代社会:イギリスのシアター/演劇」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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イギリスのシアター/演劇
さて、イギリス中のほとんどの町や市街地には、大きなものから小さなものまで、様々な劇場が存在します。この劇場たちは、地域コミュニティの重要な要素を担っており、プロやアマチュアの両方のショーがよく行われます。
私が今住んでいるイーストミッドランド(イギリスの東寄りの真ん中らへんです笑)の田舎街でも、劇場シアターは結構あります。
子供の頃から好きだった「王様と私」を見たくて、地域の劇団が公演を行うと知って見に行きましたが、4時間以上に及び、うまい役者は30人以上いる役どころのうちの2人ほどで、前に座った地元のおばあちゃん2人が、お互いに、この人たちはプロじゃないわよね?と聞いていたのを思い出します。良い思い出です。
小さな規模の、1階に50人、2階に50人?くらいの劇場でしたが、それでもその日の公演は満員でした。劇場で行われるミュージカルというのは娯楽としてかなり人気があるのですね。
ウェストエンド
劇場地区、シアターランド(Theatreland)としてよく知られている、ロンドンのウェストエンドは、特に有名です。
「ねずみとり」(The Mousetrap)— 日本でも有名なミステリーの女王アガサ・クリスティ(Dame Agatha Christie)原作の、殺人事件推理ものの劇はとても人気で、1952年以来、ウェストエンドで公演され続けています。これは、歴史的に見るどの芝居よりも、ベストロング・ヒットとなっています。
ミュージカル
また、イギリスは、ミュージカルにも濃い伝統があります。
19世紀には、ギルバート・アンド・サリヴァン(Gilbert and Sullivan)が喜劇的な内容を持つコミック・オペラを書きます。コミック・オペラは、流行りの文化や政治を風刺する内容を持ちます。
[ギルバート・アンド・サリバンの作品]
- 「軍艦ピナフォア」(HMS Pinafore)— HMSとはイギリス海軍艦艇の艦船接頭辞らしいですね。 His (Her) Majesty’s Shipの略らしいです。
- 「ペンツァンスの海賊」(The pirates of Penzance)
- 「ミカド」The Mikado
ギルバート・アンド・サリバンの作品は、しばしば今でもアマチュアやプロのグループのステージで見られます。
また、もっと最近になると、世界中で人気を誇るアンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)の、特にティム・ライス(Tim Rice)(よく作詞担当)とのコラボレーションで、ショーのために書いた音楽が有名です。
[アンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスのコラボ作品]
- 「ジーザス・クライスト・スーパースター」(Jesus Christ Superstar)
- 「エビータ」Evita
- 「キャッツ」 (Cats)
- 「オペラ座の怪人」(The Phantom of the opera)
ちなみに、こういうスポーツやアートのところが覚えにくいんですよね。興味があって既にご存知であればいいのですが、興味がないともう何も頭に入ってきません。
なので、とりあえず、暗記アプリなどに入れ込んでしまって、作品とアーティスト名だけちらっと覚えましょう。
ボキャブラリ
“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p81 – p81
amateur | n. a person who engages in a pursuit, especially a sport, on an unpaid rather than a professional basis:
By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary
collaboration | n. the situation of two or more people working together to create or achieve the same thing:
今日の問題
Which is correct?
1. Gilbert and Sullivan were a comedy double act.
2. Gilbert and Sullivan write many comic operas.
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英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第112回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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