イギリス専門情報サイト英国古本屋。翻訳家のライターが、毎日英文解説。イギリス生活における公的必要書類の書き方を分かりやすく紹介。英語資格試験の情報も多数!

英国古本屋

「毎日英文読解!」で取り扱い中の本(参考書):(毎日月-金:日本時間19:00PM/英国時間11:00AM更新)

第2期目|2020年1月後半から:

『Life in the UK』一発合格勉強法!

第一回「”Life in the UK” 試験の概要」はこちら 

“Life in the UK”の全過去記事はこちら

最近の投稿

カテゴリー

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第75回「イギリスの歴史:戦後の重要人物(クレメント・アトリー/ベバレッジ)」

2020/08/12
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

戦後イギリスに活躍した人々

前回の話

さて、前回は、戦後におけるイギリスの様子でした。

 国民は政権に保守党を選び、時の首相、ハロルド・マクミラン(Harold Macmillan)は、1960年に、有名な”Wind of change”スピーチをします。

 主な出来事として、戦後、イギリスは独自の核を発達させ、北大西洋条約機構(NATO)に参加しました。そして、以前大英帝国の一部だった国々が、脱植民地化されて行き、独立して行きます。

ここで、今回は、戦後の主な歴史的人物の紹介に移りますね。

クレメント・アトリー(1883 – 1967)

クレメント・アトリーは、Clement Attleeと書きます。ちなみに”Life in the UK”のp52にあるClement ”Atlee”表記はスペルミスですね(笑。この表記でも使える場合は、つまり表記揺れがありますよね。そしてこれはつまらない職業病です。

 そんなことはどうでもいいとして、このクレメント・アトリー(Clement Attlee)さんを紹介して行きましょう。皆さん覚えているでしょうか。

 彼は、1945年の世界においてイギリスの首相になる人ですね。

クレメント・アトリーは、1883年に、ロンドンで生を受けました。父親は事務弁護士(solicitor)で、オクスフォード大学で学んだ後、アトリーは法廷弁護士(barrister)になります。

 アトリーは、イーストロンドンで社会福祉事業を行うために、この法廷弁護士を諦め、最終的には、労働党の議員の一人になります。

 この人は、戦時中の連立政権時代に、かのウィンストン・チャーチル首相の副総理/副首相だった人物で、そしてのちに、労働党が1945年に政権を勝ち取った後に、イギリスの首相になります。

 クレメント・アトリーの首相としての任期は、1945年から1951年で、また、彼は、20年間、労働党を率いた経験を持ちます。

 クレメント・アトリー政権は、国をより優れた福祉国家にするため、主要な産業(炭鉱や鋼など)の国有化に取り組み、NHS(National Health Service/国民健康保険)の発足や、ベバレッジ計画の内容を導入した事で知られています。

 また、アトリーは、労働者の環境/コンディションを改善するための法案/法令も導入しました。

 素晴らしい天才政権ですね。笑。

 アトリー政権が国に導入したベバレッジレポートの内容についてお忘れの方は、以下次の項目でウィリアム・ベバレッジを紹介いたしますので、ご安心ください。

ウィリアム・ベヴァリッジ(1879 – 1963)

 ウィリアム・ベヴァリッジ(William Beveridge) (のちに、Lord Beveridge)は、イギリスの経済学者で、また、社会改革主義者でもあります。

 彼は自由党の議員(Liberal MP)として勤め、後に、英国議会の貴族院で自由党のリーダーとなります。

 これだけでもすごいのですが、しかしながら、彼を一番有名にさせたのは、1942年に出された「社会保険と関連サービス」(“Social Insurance and Allied Services”)というレポートです。

 これが通称「ベヴァリッジ報告書」(日本語の発音表記を変えれば、ベバレッジ報告書)として知られるものです。

 このレポートは、1941年に、戦時中の政府によって委任されたものでした。

 この報告書は、政府は”五大巨人(the five Giant Evils)”と戦う方法を模索し、現代の福祉国家の基盤を提供すべきだという事を推奨しています。
 その”五大巨人”を以下にリストアップしてみましょう。

Want 困窮
Disease 疫病
Ignorance 無知
Squalor (貧困から来る)不潔さ
Idleness 怠惰

 ベバレッジレポートとアトリー首相については、過去に取り上げた以下の記事もよければお読みください。↓

 私たちは、今現在、正にベヴァリッジ閣下のおかげで、最低限の医療保障を国民全員が無料で受けられることになっていたり、労働状況が整えられていて、日本よりも数倍休みが取りやすいわけです。

 彼こそが、ヒーローです。ということでボキャブラリ!

ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p53-p53

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

solicitor | n. A solicitor is a legal practitioner who traditionally deals with most of the legal matters in some jurisdictions.

barrister | n. a lawyer entitled to practice as an advocate, particularly in the higher courts.

wartime | n. a period during which a war is taking place:

coalition government | A coalition government is a cabinet of a parliamentary government in which many or multiple political parties cooperate, reducing the dominance of any one party within that coalition. The usual reason for this arrangement is that no party on its own can achieve a majority in the parliament.

nationalisation | n. the transfer of a major branch of industry or commerce from private to state ownership or control:

undertake | v. commit oneself to and begin (an enterprise or responsibility); take on:

measure | n. a plan or course of action taken to achieve a particular purpose:

economist | n. an expert in economics

Liberal 英国の自由党

commission | v. give an order for or authorize the production of (something such as a building, piece of equipment, or work of art)

want (n) | DEFICIENCY, LACK suffers from a want of good sense / grave and extreme poverty that deprives one of the necessities of life

Ignorance | n. lack of knowledge or information

squalor | n. the state of being extremely dirty and unpleasant, especially as a result of poverty or neglect

Idleness | n. laziness; indolence:

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 

今日の問題

Which 2 were major welfare changes introduced from 1945 to 1950?

1.NHS
2.State retirement pension
3.Employment exchanges
4.A social security system for all

もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!

役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K・T・エリーズ

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第76回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 英国古本屋 , 2020 All Rights Reserved.