『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第95回「イギリスの現代社会:守護聖人の日」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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守護聖人
はじめに
守護聖人をうっすら覚えている人もいるでしょう!懐かしい!もう一度なんだったか確かめたい!という人は、とりあえず、以下の記事の「守護聖人(Patron Saint)って何?」をどうぞ!
第七回です。ものすごく古い時代、アングロ・サクソンがイギリスのブリテン島に来る辺りで既に、キリスト教では守護聖人というものが見出されていた訳ですよね。奥深い歴史があります。
日本で言えば、もう神道のダイダラボッチ的な存在に近いかもしれません。日本の八百万の神という信仰はこう考えてみるととても興味をそそられますが、本題に戻りましょう。
各地域の守護聖人の日
さて、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドは、それぞれ「守護聖人(Patron Saint)」と呼ばれる国家の聖人を持ちます。そして、各聖人は特別な日を持ちます。
- ウェールズ:3月1日 聖デービッド(St. David)の日
- 北アイルランド:3月17日 聖パトリック(St. Patrick)の日 休日
- イングランド:4月23日 聖ジョージ(St. George)の日
- スコットランド:11月30日 聖アンドリュー(St.Andrew)の日 休日
上記の4つは、国と日付と地域をマッチさせて覚えこんでください。テストによく出る範囲です。
スコットランドと北アイルランドだけが、それぞれの聖人の日を公的な法定休日としています。(スコットランドでは、すべてのビジネスやオフィスが閉まる訳ではありませんが、一応公的休日です。)
これもテストで微妙に見かけた気がしますので、どれが公的な休日であったかを覚えておきましょう。
公的休暇中、スコットランドや北アイルランド、または国の特にスコットランド人や北アイルランド人が多い地域やアイルランドの伝統が濃い場所では、行事が開かれます。
イングランドとウェールズでは、守護聖人の日はもはや祝日/休日ではありませんが、まだまだ祝われています。パレードや、小さな規模の祭礼などが、この2つの地域の至る所で開かれます。
ボキャブラリ!
“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p68-p68
必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。
heritage | n [U]the history, traditions, practices, etc. of a particular country, society, or company that exist from the past and continue to be important:
By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary
今日の問題
Which 2 Patron Saints days occur in March?
1. St. David
2. St. Patrick
3. St. George
4. St. Andrew
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英国古本屋ライター:K·T·エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第96回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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