『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第十五回「イギリスの歴史:国家のアイデンティティ2
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
サッと読みたいならこの目次からジャンプ!
其々の国家のアイデンティティ:スコットランド
この時期は、まだスコットランドはイングランドに統合されていませんので、言語も文化も少し違ったように発達しますよね。
言語
イングランドでアングロ・サクソンの言語が話されていたように、スコットランドでは、ゲール語(Gaelic)が発達しています。
また、英語の方便のようなスコットランドの言語(Scots Language)も発展していきます。
文芸
スコットランド語(Scots Language)で数多くの詩人が詩を書き始めます。有名なものの一つに、ジョン・バーバーの『ザ・ブルース』がありますね。
“The Bruce” by John Barbour
この詩集は、「バノクバーンの戦い」について描かれたものです。バノクバーンの戦いについて皆さん覚えていますでしょうか?
1314年に、侵略を仕掛けてくるイングランドの王に対して、果敢にたちむかった強気のスコットランドの王、ロバート一世が勝利した戦いです。上記はそれについての詩集ですね。
バノクバーンについての過去の記事はこちらを参照くだい。
『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第十一回「イギリスの歴史:中世の始まり」です!復習したい人はクリックして下さい。
建築 大聖堂や城
この時代には、今有名な観光サイトである建物がじゃんじゃん建てられています。建築技術も発展したのですね。
城
まずは、イギリスとアイルランドにどんどん城が建てられて行きます。その一部は防衛のために建てられたものもあります。
そのほとんどが今は城の遺跡となっていますが、未だに使用されているものもあります。
例えば、以下の有名な城はまだ使われていますね。
- ウィンザー城(Windsor Castle)
- エジンバラ城(Edinburgh Castle)
大聖堂
この頃にはたくさんの大聖堂も建設されます。中でも映画のダ・ヴィンチコードにも使われたことがあるこの大聖堂が有名ですね。とても美しいステンドグラスで厳かな雰囲気を醸し出しています。
- リンカーン大聖堂(Lincoln Cathedral)
上の大聖堂は今でも使われていて、自由に中を見て回ることができます。
大聖堂といえばステンドグラスがお決まりですが、そこには聖書の物語とキリスト教の聖人が描かれているそうです。
聖人とは何か?を思い出せない人は以下をクリックして復習しましょう。「守護聖人って何?」の項目です 🙂
この大聖堂のステンドグラスで一番有名なのは、ヨーク大聖堂(York Minster)のものであるらしいです。
ちょっとここで、今まで出た大聖堂や城の位置をまとめた地図を出して終わりましょうか。興味のある人はさっと確認して見てください 🙂
ボキャブラリ
“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p20-p20
さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!
必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。
Gaelic | n[U] a group of languages spoken in parts of Ireland, Scotland, and the Isle of Man. The languages are also known as Irish, Scots Gaelic, and Manx.
By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries
Scots |n. a language spoken in Scotland that is related to English, but has some important differences: adj. belonging to or relating to Scotland or its people:
cathedral |n. a very large, usually stone, building for Christian worship. It is the largest and most important church of a diocese:
ruin |n. the broken parts that are left of a building or town that has been destroyed by bombs, fire, etc.:
worship |v. to have or show a strong feeling of respect and admiration for God or a god: /n. the act of worshipping God or a god, often through praying or singing:
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第十六回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!
もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!
役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。