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分かりやすい!イギリスでの仕事の見つけ方。仕事を探す時に考える選択肢のまとめ。イギリスの求人サイト紹介!

2020/05/27
 
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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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イギリスでの仕事の見つけ方。そもそも、何の仕事をしたらいいか?

 初めて外国であるイギリスに降り立って、いざ生活を始めようとした時、誰しもが一番最初に困るのが、この部分だと思います。

 もちろん生活をすれば貯金がなくなって行きます。

 では、お金を稼ぐために仕事を見つけなければなりませんよね。でもどこへ行って何をすればいいのか聞かないとわかりませんね?

 でも、そもそもどこに聞いたらいいんでしょう?それすら不明です。

 何の仕事をしたいのか、過去にどんな職歴があるのかにもよりますが、

 実際に、イギリスで「日本語以外に他の技術を持たず」に仕事を探そうとする時、もともと何の仕事があるのかというところで立ち止まってしまいます。

 しかしご安心ください!

 日本語に特化した職業は、もちろん数は少ないですが、結構あるところにはあります

日本語教師?

 日本語教師というのが誰しもが思いつくところかもしれませんが、これは大学、もしくは相応の機関でその募集があっても、その資格や経験がないと100%受かりません

 もしくは、外部に開かれた応募のように見せかけた、内部での昇進の場合もあると思います。

 この場合、そのポジションになる人は、既に決まっています。

 この場合は特に、その内部の人間を蹴散らせる職歴や能力がなくては、そもそも話にならないという事になります。

 イギリスで日本語を教える専門学校に通って卒業し、内部の人員を蹴散らした上で、どこかの大学に拾われたとしましょう。
 しかし受かったとしても、教授ではない大学の日本語講師/教師はコマ割りですので、聞こえはいいですが、そこまで稼ぐ事は事実できないかもしれません。

 それに、イギリスの大学で日本語を教える程度の日本語の技能であれば、むしろ日本語のネイティブである必要はありません。これはPCで言えば確実にオーバースペックです。
 イギリス人で、語学が好きな大学出の、文法を学生にわかりやすく説明できる人は結構いると思います。つまり、それを伝える英語力の方が必要という事ですね。

 じゃあんなんで、英語圏の人間は英語を話すだけで海外で仕事があるんだ!と思われる方もいるかもしれません。

 英語は世界の共通言語なのです。世界中に需要があります。

 私たちには英語が必要ですが、彼らに日本語は全く必要ありません。

 世界で需要のあまりない日本語という語学を専攻しようという学生は、よほどの頭でっかちの物好きか、純粋に日本の文化に思想的な興味を抱いている人、これが9割だと思います。

 英語圏の人間が強いのは当たり前なのです。平等に考えていては、そもそものスタート位置を間違えます。

飲食関係?技能系?

 飲食関係では特に、英語はB1レベルくらいあればすぐに仕事自体は決まりますが、有名店のマネージャーにでもならない限り、これ一本でロンドンで一人で自活していこうとするのには、事実無理があると思います。

 ほとんどのイギリスの企業は交通費を出しませんので、ロンドン市内の交通費を自腹で、しかも当たり前ですが家賃が本当に高い!ロンドンの少し中心街から外れたシェアハウスのたった一部屋を借りただけで、安い所で600ポンド前後します。

 技能系であれば、ヘアスタイリストをやっていらっしゃった方は本当に強いです。どこにでも需要があるのでとりあえず食べてはいけます。

 うまくやれば、ロンドンで普通の生活ができるかもしれません(何もないゼロから始めて、異国で、すぐに地元民と同じ感じの給料をいただけるのです!これはすごいことです!)。

 そして将来店を展開していけば、ビジネスで成功できるかもしれないですね。

 もし田舎に引っ越す場合でも、自分で店を開くと、地元の競合相手に勝つことができる可能性は高いです。

 事実、今流行りのネイルサロンなど、細かい技術を要するお店で生き残っているものは、全てアジアの経営者+従業員のお店です。

 日本人の技術は、本人が日本でやっている場合には全く気づかないのですが、海外では素晴らしく正確で緻密だと驚かれるのです。日本人は素晴らしい技術を持っています!

フリーランスと掛け持ちは?

 既にフリーランサーとしてなんらかの形でかなり稼いでいて、ロンドンに在住しているのであれば、それはそれでいいのですが、(この場合、プログラミング言語の講師とか、ウェブデザイナーとかができれば強いですよね。)

 たとえば、手っ取り早く考えられるところで、

 「飲食店と、日本語教師のスカイプ家庭教師の両立」、もしくは「カフェとプロジェクトごとに来るちょっとした翻訳の仕事との両立」、を考えたとします。

 うーん。緻密にプランして行動すればできない事はないかもしれません。

 しかしこの場合、時間がなくなります。

 そしてもし時間をかけなければ、今度はお金が入って来ません。笑。

 あるプロジェクトの翻訳の仕事を幸運にもゲットできたとして、それを納期までに一定の水準で仕上げるのに、睡眠時間を削らなければならないとか、カフェを休まないといけないとか、あまり安定しません。

 フリーランスの翻訳家としていきなり1つのプロジェクトの翻訳をそもそも受注できるかどうか、も微妙なところです。

 将来翻訳を主とするなら、これは下積みに根気が要ります。つまり、勉強する時間が必要で、飲食店で働いている暇はありません。

 これをやるのであれば、飲食店ではなく、工場関係をお勧めします。接客をする必要がないので、黙々と働いている間、空いている耳で学習できます。

 でなければ、働いている飲食店で、客に入れたコーヒーを自分で飲みながら客になりきるのも方法です。(もちろん冗談ですよ!笑。でもこれくらいの気合はいると思います。笑。)当時そんな事ばかりを考えていました。どうやって、暇なサボれる仕事にありつけるか、です。笑

「イギリスに進出している日本企業?」ではなく、「日本にビジネス展開しているイギリスの企業!」

 もしくは、日本の企業でイギリスにブランチを持つところの翻訳業などを考えるかもしれません。

 しかし、日本の企業で海外へビジネスを行っている場合は、日本から既に翻訳者が送られて来ます。わざわざイギリスで見つかり難い日本人を見つけようとする意味がないですよね。

 もし日本語を使った仕事で、翻訳家や校閲系で生計を立てて行きたいのであれば、ここで考えるべきなのは、日本へビジネス展開していて、翻訳(もしくは相応の言語能力)が必要な商品(または相応のもの)を提供しているイギリスの会社です。

 簡単に言えば、ローカライズ職を狙うわけですね。

 日本企業ではなく、イギリスにある企業で、日本へのビジネス展開を行っているという事は、日本でもかなり需要のある外国のビジネスの種類、ということでまず落ちついて適当に当たりをつけます。

 とりあえず、周りにあったものから考えます。
 外車の車関係、IT関係、ゲーム関係、外国の服やバッグのブランド関係、大手の日本向けカスタマーサービス、などなど。

 それぞれのバックグラウンドによって、思いつくものはもっと異なり、多くなると思いますが、凡人の私がパッと思いつくのはこれくらいです。

 もしくは、この場合は逆になりますが、日本の大企業と提携しているイギリスの子会社などを調べてみると、日本語資料の英語への翻訳を必要としている場合もあります。

イギリスでは、「ヨーロッパ圏の人々にとってまあ競争率の高い普通の職業」が、「アジア圏の人間にはニッチ」になる

 しかも、この「日本へビジネス展開しているイギリスの企業」が結構求人面ではニッチなところなのです。

 何気無い隙間から覗いて見たら、いきなり宇宙が見えていた!くらいニッチです。

 日本人は出不精だとよく言われますが、国民的にも全くその通りで、ちょっと英語ができるかなくらいで、結婚などの理由もなく、ただイギリスに住もうと考える人はあまりいません。

 日本の国も案外豊かなので、外国に出て稼ぐ意味もありません。

 しかし、ヨーロッパの人々で、英語がちょっとできるかな(B2レベル)くらいでイギリスで働こうという総勢はかなり多いのです。

 これはビザの関係もあります。以前はヨーロッパからイギリスにビザなしで直接来て、働くことができましたね。

 ヨーロッパ以外のアジアの国々では、今でもそうですが、研究者など、いわゆる高い専門性を持つポジションをオファーできる企業/組織しか、イギリスのワークビザにおいてその応募者のスポンサーになることができません。

 具体的には、イギリスには、現在、最低でも30K(大体2020年の外貨換算で約432万前後)の給料が出る職業(GOV.UK参照ページ)にしか、ワークビザを下ろさないという決まりがあります。

 それが意味するところは、そもそも30K未満の中度?(普通?)の専門性を持つ仕事の応募者のために、会社はそもそも国に対してワークビザを申請することができないということです。

 つまり、会社は、ワークビザを餌に、その国から翻訳者を雇って来ることができません。

 企業はなんとしてでも、地元にいる、できるだけ能力が高くて、既になんらかの就労可能なビザを持っている人材(ワーホリやマリッジビザなどですね)を優先的に狙い撃ちする訳です。

 日本でそれ以前に同様の(ITであればITの)職種での職歴があれば、この場合は、面接に呼ばれれば、ほぼ8割もう受かったも同じです。

 そして、そういうビザの理由や国民性の理由もあり、こういう、とりわけこちらでは、ヨーロッパの人にはまあ普通?と捉えられているローカライズの仕事が、アジア圏だけ求人難になります。

どうやって仕事を検索するか

 あなたには、自分で気づいていない価値があります。

 とりあえず落ち着いて、それを自覚しましょう。

 そしてとりあえず、以下の求人サイトへの登録を開始しましょう。

お仕事検索:求人サイトのまとめ

MixB:

 日本の海外求人サイトではMixBが有名ですが、そもそも求人を出す会社の方がMixBを知らない場合が多いので、地元の求人サイトを使う方が確率が高いと思います。

Centre People:

 日本語に特化した職業の紹介には、ロンドンにあるリクルートの会社、Centre Peopleも有名ですよね。
 ここでは登録時に日本人スタッフとの面接があります。それに合格すると、マッチした求人があった時に、メールでお知らせしてくれます。
 しかしここでも、一度ロンドンを外れると、そこまで日本語を扱う求人は頻繁には見つからないかもしれません。

イギリスの地元の求人サイト

 ここでは、例えば”Indeed”のサイトをクリックして、そこにある”What”の検索欄に”Japanese”、Whereの欄に”london”などで検索をかけてみてください。

 その地域の求人の一覧と同時に、自分のEメールを入れる項目が出て来ますので、それに片っ端から登録します。

すると、自分がwhatの所で検索語で使ったものにあった求人の新しい募集が載る度に、自動的にそのEメールに求人が送信されるようになります。

 検索語を入れる時に、役職に使われそうな英単語を知っておく“のはとても大切ですね。例えばInterpreter/localisation/translatorなど、自身にあった職業の語句で検索をかけ、その都度その語句ごとにEメール登録をしてください。

 ”Where”にはLondonのみではなく、”UK”/”England”を入れておく方が無難です。すごくやりたい仕事がスコットランドに見つかるかもしれませんしね!

 個人的には、”Jobisjob”がお勧めです。ジョブアラートも来やすいですし、どこで募集されているのかの地図も出てきて解りやすかったです。いまの仕事もここから応募しました!

 LinkedInに登録するという手もありますが、これは相手の名前を知っているだけで、誰でもその人の正式な履歴書を閲覧することができ、情報が1から100までダダ漏れになってしまうので、個人的にLinkedInは利用していません。

単に給料面だけではなく、物価も考慮して

 ロンドンでは給料は高いですが、物価も高いので、よっぽどの高給の仕事を見つけない限り、どちらにしろ同じことですよね。
 それよりも、できれば物価が安い田舎で、普通程度の給料をオファーしているPermanent(永久正社員)の求人を狙って行きたいです。

 私はイギリスに何もなしで来た初期の頃が本当に恐ろしくて、「可愛いから採用」とか意味のわからない事を言っている新婚気分満々の旦那を尻目に、とにかく求人情報を貪るように見ていました。

 朝起きては求人、昼ご飯にも求人、寝る前も求人チェックで、それが習慣になり、当時登録した求人のメールを未だに毎日ほぼ10件ほど見ています。笑。

 実際見ていると気分が安らぎます。今では旦那から求人を見ているのを発見される度に、「落ち着け。もう働いている。」といわれますが。笑。

 しかしそのおかげで、今もJapanese関係の求人は、どの会社でどれがいいかなど、その会社の動向も何となく把握しています。

 今の会社がなければぜひ挑戦したい求人が、最近ポーツマスあたりであるかもしれません。

 三ヶ月に一度同じ求人が出ているので、相応の能力がある人がいないか、そもそも挑戦する人がいないかのどちらかですね。

 将来翻訳関係を目指している方は、それをもし見つけましたら一度トライしてみてもいいかもしれないです。

英語力

 もちろん、できるだけの英語力があることは前提です。

 私は今の会社で何人もの候補者の試験を採点して来ましたが、翻訳家をプルーフリードから下積みでやるには、他にスキルがないと、読み書きのレベルではCEFR B2くらいで企業側が雇うのか雇わないのかを考え始めるギリギリのラインだと思っています。

 もちろん、その試験に合格しても、その次に面接が控えていますので、その面接を英語で乗り切れるリスニングやスピーキング力も必要です。この意味でもB2レベルがギリギリのラインではないかと感じます。

 英語は半年で驚くほどのびるときがあるので、英語に自信がなければ、一度地元の語学学校に半年間通うのもいいかもしれません。

その他

 なぜ、仕事探しをこんなに躍起になってしていたんだろうと、いま振り返ってみれば不思議に思います。

 もう少し夫に甘えても良かったのですが、仕事をすると夫の家族内で公言し、その時に笑われたことが原因かもしれません。

 「気楽な仕事をすればいいのよーカフェとかレジとかねー」などと事情をわかっていないおばさんに、さも人生を知っているかのように諭されることが苦痛で仕方がなかったし、

 夫のお父さん、義父に言われた一言「明日の面接は、ミニスカートを履いていけワハハハ」と言われた事に憤慨して、今でもまだ根に持っています。

 が、しかしこのセリフがなかったら、何とか電話面接をこなし、やっと取り付けた面接の派遣会社のドアを、震えすぎていて通れなかったと思います。

 10分前になって、ドアの前でまだ逃げようかと考えていましたが、あの義父のワハハハという笑い声が頭の中で響いた瞬間、一歩を踏み出していました。この面接にも受かりましたので、結局義父との勝負は私の圧勝だったのですけれども。

ワハハハ。

 家族とは良いものですね!

 CVの書き方や、面接で聞かれる質問の受け答えの例、その攻略法について載せようと思いましたが、今回、今日中には資料が多すぎて無理そうでした。

 ということで、CV編と面接での質問については来週末に記事にしますので、必要な方は、お楽しみに!↓

 仕事を見つけようと不安になっているあなた、
 大丈夫です!ちゃんと計画を立てれば、できます!

英国古本屋ライター:K・T・エリーズ

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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