『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第90回「イギリスの現代社会:通貨/方言/人口」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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通貨
イギリスの通貨は、皆さんご存知のように、ポンドです。ボンドに使われるマークは世界共通の「£」このマークですね。
ポンドの下の単位のペンスが100個集まると、1ポンドになります。
通貨のそれぞれの額面価値を書き出してみましょう。pという略はペンス(pence)です。
コイン:1p, 2p, 5p, 10p, 20p, 50p, £1, £2
紙幣:£5, £10, £20, £50
2の単位を使う通貨は、現在の日本には2千円札しかありません。
イギリスの硬貨には、上記を見て見ると、2pや20pや£2のような硬貨が存在し、例えばそれを日本の状況に置き換えてみて、2円という単位、20円や200円という単位が硬貨になっているようなものだと考えると、少し不思議な気がしますね。
イギリスでの一番価値の高い紙幣単位は、£50です。これは1ポンドが100円であるとするならば、5000円札に等しいということになります。日本で言う1万円札に同等の紙幣単位は、イギリスには存在しないわけですね。
もう一つ、これはキーポイントです。
北アイルランドとスコットランドは、それぞれ独自の銀行紙幣を発行しており、その紙幣は、イギリス全土で有効です。しかしながら、地元の小さな店やビジネスでは、その紙幣の受け取りを拒否することもできます。
言語と方言
イギリスには、様々の地域で言語のいろいろなバリエーションがあります。英語には、たくさんのアクセントや方言があります。
ウェールズでは、沢山の人々がウェールズ語を話します。ウェールズ語は、英語とは全く違う言語です。これは無理やり日本のイメージでいえば、琉球語と日本語くらい、もしくはそれ以上に違いがあると思います。完全に英語とは違う言語です。
ウェールズ語は、学校や大学で教わります。
スコットランドでは、ハイランドや島で、ゲール語(Gaelic)が話されています。これも全く別の言語です。スコットランド・ゲール語ですね。
北アイルランドでは、複数人がアイルランド・ゲール語を話します。
人口
イギリスの人口を見て見ると飛躍的に増加しています。ちなみに、2010年の統計では、62,000,000人を少し超えるくらいらしいです。
ちなみに日本は、同じ2010年にwikiの人口推移ページによると、人口統計128,058,000人らしいです。
これは興味深いですね。なんと同じ年度の総人口統計で、日本の総人口はイギリスの約2倍です。
さて、イギリス国内に絞って、1600年からの推移を見て見ましょう。歴史をやりましたから、エリザベス1世の時代の後期あたりはたった4,000,000人を超えるくらいだった訳です。以下の表を見て見ましょう。
1600年 | 4,000,000人
1700年 | 5,000,000人
1801年 | 8,000,000人
1851年 | 20,000,000人
1901年 | 40,000,000人
1951年 | 50,000,000人
1998年 | 57,000,000人
2005年 | 60,000,000人
2010年 | 62,000,000人
人口増加は近年になるにつれ加速して行きます。イギリスへの移民と、より長い平均寿命がこの人口増加に一役買っていそうです。
人口は、イギリスの4つのエリア(イングランド・北アイルランド・スコットランド・ウェールズ)において均等に配分されている訳ではありません。
イングランドが、総人口の84%を多少一貫性を保っています。ウェールズが5%、スコットランドは8%、北アイルランドは3%を切るほどです。
ボキャブラリ
“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p64-p65
さあ読んで行きましょう!
必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。
denomination |n. the face value of a banknote, coin, or postage stamp:
By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary
banknote | n. a piece of paper money, constituting a central bank’s promissory note to pay a stated sum to the bearer on demand:
dialect |n. a particular form of a language which is peculiar to a specific region or social group:
Highlands | n. the mountainous part of Scotland, north of Glasgow, often associated with Gaelic culture:
expectancy | n. the state of thinking or hoping that something, especially something pleasant, will happen or be the case:
distributed | shared or spread out:
consistently | adv. in every case or on every occasion; invariably:
今日の問題
Northern Ireland and Scotland have their own banknotes.
True or False
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英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第91回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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