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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!大量連載中!

まだ連載中ですが、現在、公式「Life in the UK」のテキスト解説をほぼ網羅しております。試験に必要な方はぜひご活用ください。

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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第61回「イギリスの歴史:第一次世界大戦」

2020/04/27
 
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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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20世紀初頭

20世紀の初め

 さて、世界はやっと20世紀に突入します。20世紀のはじめの頃というのは、イギリスにとっては、ある種楽天的な時代でした。

 国家は、その広大な帝国と共に、優れて敬服された海軍、盛り上がる産業、強力な政治機関を従えていました。

これは現在では「世界の超大国(a global “superpower”)」と称されます。

社会の発展

 国家が豊かになると、その国家の中の社会制度もどんどん良い方向に発展して行くわけです。社会的な進展もこの時代には一層芽吹きました。

  •  無職者への経済的援助
  •  老人のための年金制度
  •  無料の学校給食

 上記に挙げた3つ以上に、たくさんの制度が開拓され、社会の中で実践されて行ったのです。 

  •  労働状況の安全性を向上させる様々な法律が可決されました。
  •  都市計画では、できるだけスラム街の発達を防ぐよう都市計画規制が厳しくなりました。
  •  離婚後や別居後の母親とその子供たちへより良い援助が与えられるようになりました。
  •  地方行政もより民主的になり、初めて、国会議員に給料が支払われるようになります。

 このように、諸々の事が、多くの人々にとって、公共生活へより参加しやすいように変革されて行ったのでした。

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第一次世界大戦

第一次世界大戦の発端

 さて、この楽観的な進捗の時代は、ヨーロッパの国々の間で起こった戦争により、すぐに終わりをむかえます。

 1914年 6月28日 オーストリアのフランツ・フェルディナンド(Archduke Franz Ferdinand of Austria)が暗殺されました。

こんな人です↓

フランツ・フェルディナンド暗殺を発端として、諸々の国が報復に報復を考え出し、第一次世界大戦(1914 – 18)へと引き続いて行く訳です。

 しかしながら、このフランツ・フェルディナンドの暗殺は確かにその引き金になりましたが、その他の要因もこの戦争を誘発させるに十分でした。

たとえば、

  •  多くのヨーロッパ諸国で国粋主義(nationalism)の考えが育っていた事
  •  軍国主義(militarism)の増加
  •  帝国主義(imperialism)の増加
  •  主たるヨーロッパの国々での勢力構図が2つに分割されていた事

世界大戦の2つの勢力構図

 争いはヨーロッパ中心でしたが、世界中からの国家を巻き込んだ世界全体の大戦になります。

 世界の勢力は今や連合国(Allied Powers)と(中央)同盟国(Central Powers)の2つに分かれ争いを開始します。

 イギリスは、連合国(Allied Powers)側の国の勢力の一つとして戦争に参加していました。

 連合国側についた国には、フランス、ロシア、我らが日本、ベルギー、セルビア、そして後に、ギリシャ、イタリア、ルーマニア、そしてアメリカ合衆国が含まれます。

 大英帝国の全てがこの戦争に巻き込まれます。そして、例えば、100万人のインド人が様々な国に赴き、イギリスの代わりに戦いました。そしてそのうちの約4万人が殺されました。

また、西インド諸島やアフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、やカナダからの男たちもイギリスと共に戦いました。

 連合国(Allied Powers)は同盟国(Central Powers)と戦います。

 この(中央)同盟国(Centred Powers)というのは主に、ドイツ、オーストリアハンガリー帝国、オスマントルコ帝国、そして後に、ブルガリアが含まれます。

戦いの結果

 200万人以上のイギリス人が犠牲になった他、何百万という人々が死亡、負傷しました。

 第一次世界大戦中の有名な戦いとして、1916年の7月に、ソンムの戦い(the battle of Somme)が起こります。

 この戦いは、たった最初の1日で、60,000人のイギリス人の犠牲者を出しました。

第一次世界大戦は、イギリスとその連合国側の勝利を刻み、1918年の11月11日、午前11:00に終結しました。

 第一次世界大戦の終わった時刻、日付、年号は試験には必須ですので覚えましょう。

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ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p46-p47

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

optimism | n. hopefulness and confidence about the future or the successful outcome of something:

expansive | adj. covering a wide area in terms of space or scope; extensive or wide-ranging:

admire | v. regard (an object, quality, or person) with respect or warm approval:

thriving | adj.prosperous and growing; flourishing:

superpower | n.a very powerful and influential nation (used especially with reference to the US and the former Soviet Union when these were perceived as the two most powerful nations in the world).

pension | n. a regular payment made during a person’s retirement from an investment fund to which that person or their employer has contributed during their working life.

town planning | Town planning is the planning and design of all the new buildings, roads, and parks in a place in order to make them attractive and convenient for the people who live there.

tighten | v. make or become tight or tighter

prevent | v. keep (something) from happening or arising:

assassinate | v. murder (an important person) in a surprise attack for political or religious reasons:

trigger | n. v. a/ to cause (an event or situation) to happen or exist:

nationalism | n. identification with one’s own nation and support for its interests, especially to the exclusion or detriment of the interests of other nations:

militarism | n. the belief or desire of a government or people that a country should maintain a strong military capability and be prepared to use it aggressively to defend or promote national interests:

imperialism | n. a policy of extending a country’s power and influence through diplomacy or military force:

camp | n. the supporters of a particular party or doctrine regarded collectively:

Allied Power | n. Allied powers. Written By: Allied powers, also called Allies, those countries allied in opposition to the Central Powers (Germany, Austria-Hungary, and Turkey) in World War I or to the Axis powers (Germany, Italy, and Japan) in World War II.

Central Power | n. the alliance of Germany, Austria–Hungary, Turkey, and Bulgaria during World War I.

on behalf of | in/on behalf of, as a representative of or a proxy for:

wounded | adj. inflicted with a wound; injured:

casualty | n. a person killed or injured in a war or accident:

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 
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今日の問題

Which 2 were introduced beofre the first world war (1914)?

1. free school meals
2. state retirement pension
3. Child benefit payments
4. NHS

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役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂

英国古本屋ライター:K・T・エリーズ

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次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第62回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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