『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第60回「イギリスの歴史:世界の強国(A global Power)総まとめ3」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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第49回 ヴィクトリア女王の時代
1837年に、ヴィクトリア女王が、18歳の若さでイギリス(UK)の女王になります。彼女の統治時代はとても長く、1901年まで、ほぼ64年間続きました。
ヴィクトリア女王の時代には、大英帝国はインドやオーストラリアそしてアフリカの大部分を全て支配するようになるまで成長していました。
大英帝国は、今までに類をみない世界過去最大の帝国になり、その人口は4億人(more than 400 million)を超えていたと推算されます。
第50回 ヴィクトリア女王統治時代の貿易と産業
1846年に穀物法(Corn Laws)が廃止され、自由貿易がスタートします。
1847年には、女性と子供が1日に働くことのできる時間が、「法により」10時間までと定められました。
ジョージ&ロバート・スチーブンソン(George & Robert Stephenson)が登場し、鉄道技術が発達、そして帝国全域に鉄道が建設されます。
第51回 ヴィクトリア女王統治時代の産業
イザムバード・キングダム・ブルネル(Isambard Kingdom Brunel (1806 – 1859))が出てきます。一番有名な造築は、Great Western Railwayの鉄道です。
1851年には、ロンドン万国博覧会(Great Exhibition)の水晶宮(Crystal Palace)がロンドンのハイドパーク(Hyde Park)にオープンします。
第52回 クリミア戦争
クリミア戦争(Crimean War)は、メディアにその多くをカバーされた戦争です。そこでイギリスはトルコとフランスと組んで、今度はロシアと戦います。
この戦争の中で、フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale) (1820 – 1910)が注目を集めますね。
1854年に、ナイチンゲールはトルコに赴き、クリミア戦争で戦っていた兵士たちを診るため、軍の病院で働きます。
彼女はロンドンの St Thomas病院(St Thomas Hospital)に、1860年にナイチンゲールトレーニングスクール(Nightingale Training School)を設立
第53回 19世紀のアイルランド
そして19世紀の中頃には、そのじゃがいもの収穫が落ち込みます。じゃがいも飢饉です。アイルランドは大規模な飢饉に見舞われます。
飢饉の後に、フィニアン(Fenians)というグループが出てきます。このグループは、アイルランドを完全な独立国家にしようと立ち上がったメンバーです。
チャールズ・スチュアート・パーネル(Charles Stuart Parnell)が「Home Rule」を提唱し、これは、アイルランドは連合王国(UK)に残るべきだが、アイルランド独自の国会を持つべきであるというものでした。
第54回 投票権
1832年改革法(The Reform Act of 1832)、この法律は、統制選挙区都市(ある個人・家族の統制下にある国会議員選挙区(pocket boroughs)や腐敗選挙区(rotten borrows))を廃止し、更なる国会の議席を村や街に与えました。
しかし、まだほとんどの男性が投票権を持てたわけではありませんでしたし、そもそも、女性には投票権がありませんでした。
第55回 女性参政権
1870年まで、女性が結婚すると、彼女の資産(所得earnings /土地や家property/資金moneyなど)は、自動的に夫のものという事になっていました。
1870年と1882年に可決された法律(Married Women’s Property Act 1870 / 1882)が、女性(妻)たちに、財産や土地などの資産を維持できる権利を確約します。
女性参政権の活動グループが出来上がっていきます。彼女たちは、婦人参政権論者(suffragettes)として知られるようになります。
エメリン・パンクハーストが
- 1889年に、Women’s Franchise League を設立します。
- 1903年、Women’s Social and Political Union (WSPU)の設立をサポートします。(この組織が、一番最初に婦人参政権論者[Suffragettes]と呼ばれた組織です)
1918年に、30歳以上の女性に投票権と、国会に立候補する権利を獲得
1928年、エメリン・パンクハーストが亡くなるすぐ前に、男性と同じく、21歳での投票権が認められました。
第56回 大英帝国の未来
1899-1902年まで続いたボーア戦争(Boer War)によりたくさんの人々が死に、戦争以上に沢山の人々が病死する事になりました。
最終的に、20世紀の後半には、独立を認められながら、ほとんどのエリアが、大英帝国からコモンウェルス(イギリス連峰)へと移行します。
第57回 ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)
ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)は、イギリスが誇る優れた文才で、1865年にインドで生まれました。
キップリングの代表作
さて、次回からは20世紀です!イギリスの歴史はもう少しで終わりますねー!楽しみです!
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英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
次回
ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第61回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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