『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第十回「イギリスの歴史:イギリス初期の総まとめ」
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。
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“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p2-p16 までの総まとめ
こんにちは。
さて、これでイギリスの歴史”Early Britain”(イギリス初期)までが終わり、ひと段落ついたところで、今まで見てきたところを振り返って見ましょう。
明日からは”The Middle Ages”(中世)という新しい歴史の時代項目に突入します。その前に復習です。
以下に、覚えるべきところを全て書き出しましたので、もう一度、ああこんなことがあったなあと思いながら見てみてください。
もし、あれなんだっけ?という事があれば、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」に今までのページがリストアップされていますのでご参照くださいね!
イギリスの価値原則
1.民主主義 (democracy)
2.法の支配/法治(the rule of law)
3.個人の自由 (individual liberty)
4.異なる信条や信仰への寛容性
(tolerance of those with different faiths and beliefs)
5.社会生活への参加 (participation in community life)
私たちの責任と、その責任をまっとうする事によりUKから獲得できる自由
<私たちが守るべき責任>
1.法に従い、それを遵守する事
2.意見を持つ権利を含めた、「人の権利」を尊重する事
3.公平に人と接する事
4.自分と自分の家族の世話をする事
5.住んでいる場所や環境を省みて世話をすること
<責任を遵守する事によって、イギリスから獲得できる自由>
1.信条や宗教の自由
2.発言の自由
3.不公平な差別からの自由
4.公正な裁判を受ける権利
5.政府の選挙に参加できる権利
UKとは?
正式名:United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
<The United Kingdom>
[Great Britain] – England / Scotland / Wales
+
[Northern Ireland]
<Crown Dependencies -イギリス王室属領>
Isle of Man — マン島
Channel Islands — チャンネル諸島
<British Overseas Territories(BOT) -イギリス海外領土>
St Helena — セントヘレナ
Falkland Islands — フォークランド諸島
石器時代
Hunter-gatherers (狩猟採集民)↓
6000 years ago, Farmers, South-East Europe
<石器時代の2つの遺跡>
Skara Brae (Orkney, Scotland)
スカラ・ブレイ(スコットランド北部オークニー諸島の集落遺跡)
Stonehenge (English county of Wiltshire)
ストーンヘンジ(イングランドのウィルトシャーにあるモニュメント)
青銅器時代
– 4000 years ago, Bronze Age –
People : metal workers
Tombs : Round barrows
Houses : Roundhouses
鉄器時代
-Iron Age-
People : Farmers 農民、Craftworkers 職人、worriers 戦士
Language: ケルト語派(Celtic Language family)」に属する言語
Houses : Roundhouses
Hill Fort — “Maiden Castle“, Dorset
Culture: Coins
ローマ人
- BC55 ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)イギリス制圧失敗↓
- (約100年間を経て)↓
- AD43 ローマ皇帝クラウディアス(Emperor Claudius) イギリス制圧↓
- (ローマ統治:約400年間)[この間(AD122)にHadrian’s Wallが建設される]↓
- AD410 ローマ軍がブリタニア(イギリス)から去る
重要事項
Boudicca (ボウディカ)— ブリタニア(イギリス)の東(Eastern England)辺りにあったIceni(クリックしてもらえれば、Iceniの位置がwikiに載っています。)と言う部族の誇り高き女王。ローマ人の侵略に反旗を翻し、立ち上がった。
Hadrian’s Wall—スコットランドの民(Picts)が強すぎたので、ついに、ローマ皇帝ヘイドリアン(the Emperor Hadrian)が現在のイングランドとスコットランドとの境に壁を築く。
ローマ人のイギリスへの功績
- 道を敷き、公共施設を建てた
- 法の基礎となる枠組みを作った
- 新しい新種の植物や動物をイギリスに持ってきた
アングロ・サクソン
重要事項
–AD600, Anglo Saxon Kingdoms were established-
-アングロ・サクソンの王の墓-
現代のサフォーク(Suffork)地域にある「Sutton Hoo」と呼ばれる墓の遺跡
アングロ・サクソン時代の最重要聖人 -Saints
- 聖パトリック (St. Patric) — アングロサクソン王国の北(現在のイングランドの北)にキリスト教を広め、アイルランドの守護聖人と認知される。
- 聖コロンバ (St. Columba)—現在のスコットランド沖に位置するアイオナ島(Iona)に修道院を設立。
- 聖オーグスティン (St. Augustine)—ローマからの宣教師を率いて、アングロサクソン王国の南(現在のイングランドの南)にキリスト教を布教。/この人はのちに、史上初の「カンタベリー大司教(Archbishop of Canterbury)」になります。
バイキング
- バイキングはノルウェーとデンマークからブリタニア(イギリス)に上陸し、定住を始める。
- バイキングのコミュニティエリアをデーンロー(Danelaw)という。
King Alfred the Great(アルフレッド大王)がイングランド地域のバイキングを一掃するために、団結を図る
Pictsの王Kenneth MacAlpin(ケネス一世)がスコットランドの地域のバイキングを一掃するために団結を図る
ノルマン人
1066年、 William, the Duke of Normandy/William the Conqueror (ノルマンディー公ウィリアム/ウィリアム征服王)が、「the Battle of Hastings」(ヘイスティングズの戦い)で、サクソンの王ハロルド(Harold, Saxon King of England)を倒し、ウィリアム1世となる。
Bayeux Tapestry(バイユーのタペストリー)には、「the Battle of Hastings」(ヘイスティングズの戦い)が描かれている。
ウィリアム1世の功績
「ドゥームズデイブック(Domesday Book)」
これは、イングランドにある全ての町や村のリストを作り、そこに住む人々や、誰がどの土地を持っているか、または誰が何の動物を所有しているのかなどを書き記した台帳です。
明日から、The Middle Ages (The Medieval period)へ
さて、明日からは新しい歴史の時代項目の”The Middle Ages”に突入します!
あれ、なんだっけ?となったら、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」に今までのページがリストアップされていますので、ご参照ください!
それでは!みなさん、良い歴史ロマンを!
「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第十一回「イギリスの歴史:中世 Middle Ages」」でお会いしましょう!(リンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)
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継続は命なり。 英国古本屋ライター:K・T・エリーズ
略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。