イギリス専門情報サイト英国古本屋。翻訳家のライターが、定期的に英文解説記事を更新。イギリス生活における公的必要書類の書き方を分かりやすく紹介。英語資格試験の情報も多数!

英国古本屋

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!大量連載中!

まだ連載中ですが、現在、公式「Life in the UK」のテキスト解説をほぼ網羅しております。試験に必要な方はぜひご活用ください。

第一回「”Life in the UK” 試験の概要」はこちら 

“Life in the UK”の全過去記事はこちら

最近の投稿

『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第153回「イギリス政府と法律:イギリスの地方分権政府のリスト」

 
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

地方分権政府 (devolved administrations)のリスト

 地方分権政府はそれぞれ、独自の公務を担っています。以下にリストアップしてみましょう。

ウェールズ議会(Wales Assembly)

ウェールズ議会は、1999年に、ウェールズの首都カーディフに組織されました。

  •  議員メンバー数:60人(Ams/Assembly Members)
  •  選挙:4年ごとの選挙(比例代表制)
  •  権力の及ぶ範囲:2011年以来、イギリスの本土の議会を通さず、このウェールズ議会だけで法律を決定できるエリアは以下を含む20エリアです。
    •   教育訓練(education and training)
    •   健康保険や社会福祉(health and social services)
    •   経済発展(economic development)
    •   住宅供給(housing)

スコットランド議会(The Scottish Parliament)

 スコットランド議会は、1999年に、エディンバラに組織されました。

  • 議員メンバー数:129人(MSPs/Member of Scottish Parliament)
  • 選挙:比例代表制 (proportional representation)による組織でなる。
  • 権力の及ぶ範囲:イギリス本土の議会によって特に指定されていない全てのエリアは、
    •  市民法や刑法(civil and criminal law)
    •  健康保険(health)
    •  教育(education)
    •  計画(planning)
    •  追加課税の権利(additional tax-raising powers)

北アイルランド議会(The Northern Ireland Assembly)

北アイルランド議会は、1998年のベルファスト合意(Belfast Agreement)ののち、創設。

  • 議員メンバー数:108人(Members of the Legislative Assembly (MLAs))
  • 選挙:比例代表制 (proportional representation)による組織でなる。行政府は主な政党の間で配分される。
  • 権力の及ぶ範囲:
    •  教育(education)
    •  農業(agriculture)
    •  環境(the environment)
    •  健康保険(health)
    •  社会福祉(social services)
  • 北アイルランド議会は過去何度も停止されましたが、2007年以来途切れずに運営されています。

北アイルランド議会(The Northern Ireland Parliament)

上記の他のもうひとつの北アイルランド議会は、1922年に創設された一番はじめのものですが、これは1969年の北アイルランド問題(the Troubles)が始まったのち、1972年に廃止されました。

 特にそれぞれの議会の人数などを覚えておくと便利です。テストの質問に、この人数が出る傾向があるようです。過去問の問題集でもちらほら見かけました。それではボキャブラリ!明日は、それぞれの議会について、もう少し詳しくみていくことにしましょう。

広告

 ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p115 – p116

abolish | v. formally put an end to (a system, practice, or institution):

Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 
広告

今日の問題

In 1999 which TWO new national bodies were established?

1. House of Lords
2.Welsh Assembly
3.Scottish Assembly
4.English Parliament

もしこの記事が何かに役立ちましたら、
下で「いいね!」や「フォロー」をよろしくお願いします!
役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂
英国古本屋ライター:K·T·エリーズ

広告

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第154回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、固定ページの「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 英国古本屋 , 2020 All Rights Reserved.