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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!大量連載中!

まだ連載中ですが、現在、公式「Life in the UK」のテキスト解説をほぼ網羅しております。試験に必要な方はぜひご活用ください。

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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第44回「イギリスの歴史:産業革命3」

2020/04/11
 
ロンドン市内
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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産業革命3

ぴょんと前回の話

 さて前回は、産業革命の時代の特筆すべき人物としては、「リチャード・オークライト」が挙げられました。彼は工場の稼働性を第一に考え、効率性を追求して機械を発明し、生産性を高めたのですよね。

 彼は最初は馬を使っていましたが、動力源として蒸気機関を使用し始めます。そして大量生産(Mass Production)が始まります。

 その大量生産に沿って、交通網も発展して行きましたよね。

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イギリスの植民地

ジェームズ・クック船長

この産業革命が起こった時期は、イギリスが海外に植民地を増やし始めた時期でもあります。そして、

 ジェームス・クック(Captain James Cook)という人が出て来ます。

 覚えましょう。こんな人です↓

 この人が何をした人かというと、世界周航をして、航海日誌をつけ、オーストラリアの東海岸などに到達し、その周辺を地図に収めた人です。

 海軍の中で一介の水平から艦長になり、世界を周遊し、航海探検家、海図作成者として知られています。クック船長、かっこいいですね!

植民地

 という事で、そのクック船長が地図に記したオーストラリア付近に、植民地が設立されます。

 更に、イギリスはカナダも支配下に入れます。

 貿易のために建てられた東インド会社(East India Company)が、広大なスケールでインドを支配下に置くとことに成功します。

植民地は南アフリカにも設置されます。

地図を描いてみました。こんな感じ↓

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イギリスの貿易

 イギリスはこの頃から世界中に向けて貿易を開始し、更なる品物を積極的に輸入し始めます。主な取引は以下のリストにまとめて見ました。

  •   砂糖やタバコ—北アメリカ/西インド諸島(West Indies)

  •   紅茶やスパイス—インド/今日インドネシアと呼ばれている島

西インド諸島(West Indies)とは、北アメリカの南にあるバミューダ海域に近い島々のことですね。

貿易と衝突

 海外への定住や貿易は、時に他国との諍いをもたらすこともありました。特にフランスです。

 フランスも、当時同じようなやり方や似た地域で貿易を拡大して行こうとしていたからでした。

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Sake Dean Mahomet (1759 – 1851)

 そしてここでなぜこの人が紹介されているのか疑問なのですが、とりあえず、シャンプーの人が出て来ます。

 日本語の音訳もネットにあまり見当たらないので、適当に音訳をして「セイク・ディーン・マホメット(Sake Dean Mahomet)」にしましょう。

セイク・ディーン・マホメットはシャンプーの人だよ!と覚えれば十分ではないかと思います。

 ですが、なぜか色々と詳しすぎる説明が載っています笑。とりあえず、こんな人です↓

 この人は、1759年にインドのベンガル地方で生まれました。その後ベンガル軍隊で貢献し、1782年にイギリスにやって来ます。

 その後アイルランドに移り、1796年にジェーンデイジーと呼ばれるアイルランドの女の子と駆け落ちします。そしてまたイギリスに戻ります。

1810年に彼は「Hindoostane Coffee House」をロンドンのジョージストリートにオープンします。

 これはイギリスで初めてオープンした、コーヒー…と書きかけましたが、それは嘘で、「カレーハウス」だったそうです。XD

そして、彼と駆け落ちした彼の妻は、更にシャンプーの店を開きます。これはイギリスにもたらされたヘッドマッサージの素晴らしいインドの技術でした。

 確かに、私はインドに以前数ヶ月住んでいたことがありますが、スパ系の技術は素晴らしかったことを覚えています。

 インドで受けたフェイスエステとペディキュアは、他の国のものと実際全然違いました。商売として持って帰りたかったほどです。笑。

 という事で、今日はここまでにしましょう!

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ボキャブラリ

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“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p37 -p37

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

map | v. to represent an area of land in the form of a map:

colonisation | n. the act of sending people to live in and govern another country

colony | a country or area controlled politically by a more powerful country that is often far away:

West Indies | a large group of islands between the Caribbean and the Atlantic Ocean

at the turn of the century | the time when a particular century ends and another begins:

elope | v. run away secretly in order to get married, especially without parental consent:

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 
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今日の問題

Which is correct?

1. Sake Dean Mahomet is famous for introducing tea-drinking and bungalows to Britain from India.

2. Sake Dean Mahomet introduced curry houses and shampooing to Britain from India.

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第45回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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