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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第54回「イギリスの歴史:投票権」

2020/04/17
 
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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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選挙権 -The right to vote

前回までのお話!

 前回はヴィクトリア女王統治時代のアイルランドはどうだったかという話でした。アイルランドではじゃがいも飢饉がおき、その後国家主義者のグループが政治的に勢力を発揮しますよね。

選挙権の話

 産業革命の後、裕福な産業街の中流階級が層の人々が、社会の中で影響力を持つようになってきます。

 そうすると、金銭だけにとどまらず、もちろん彼らは社会そのものを自分に合うように変更して行きたくなるわけですね。

 1832年改革法(The Reform Act of 1832)は、投票できる権利を持つ人々を多大に増やします。今では私たちは普通に投票出来る権利がありますが、これは普通のことではなかったのですね。

 1832年改革法(The Reform Act of 1832)、この法律は、統制選挙区都市(ある個人・家族の統制下にある国会議員選挙区(pocket boroughs)や腐敗選挙区(rotten borrows)を廃止し、更なる国会の議席を村や街に与えました。

 政治的な勢力も田舎から街へ移流など、変換が行われましたが、ただ、投票権はまだ、資産(土地など)の所有に依存していました。

 この事が意味したのはこの時点ではまだ、ワーキングクラス、労働者たちには投票権がなかったという事でした。

労働者階級の選挙権

 さて、こうなってくると、労働者階級から、選挙権を要求する活動が湧き上がってきます。

 それはそうですよね。同じ国に暮らしているのに、どうして、俺らには法を左右する投票権がないんだ!という事です。

 また、労働者階級以外の土地などの資産を持たない人々からもこの運動が起こります。

 チャーチスト(“Chartists”)と呼ばれる活動家たちが国会にこれらの人々の投票権を求めて請願をし始めます。

 この活動は初期には失敗しているように見えましたが、そこでもう一つの法律、1867年改革法(Reform Act of 1867)が1867年に可決されます。

この法律は確かに、国会の議席を増やし、選挙へ投票するために所有しているべきだった資産の量を減らしました。

 しかし、まだほとんどの男性が投票権を持てたわけではありませんでしたし、そもそも、女性には投票権がありませんでした。

政治家たちが段々と気づいてきた事

 そして、政治家たちが気付き始めた事があります。これは当たり前のことなのですが、つまりそれは、

 投票権のある人々が多くなると、議席を勝ち取るために政治家その人自身に投票を集めるためには、より多くの人を自身に投票するように説得しなければならないということでした。

 そうして、一般の有権者をカバーできるように、政党(Political parties)が組織を作るようになります。

 そして普通選挙権(Universal suffrage)(全ての大人/男性と女性が投票できる権利)を訴える活動が次の世紀に続いて行きます。

その他

 ここで個人的に思う事は、きっと、私たちは義務教育課程で学んできたものが普通であると思わされすぎているという事です。

 今周りにあるものや、そうするべきだと言われている物が、当たり前のものではないという事に盲目になっているのかもしれないのです。

 おかしいな、なんで、私は仕事をして同じくらいの給料を稼いでいるのに、家に帰ったら掃除を全部しないといけないのだろう。とか、

 あれ、なんで、同じくらいの給料を稼いで、同じ分だけ家賃や生活費を払っているのに、毎日ご飯を作るよう期待される、もしくは、自分がそうしないと、罪悪感を感じるのだろう。

 そしてどうして男性はその事に罪悪感を感じないのだろう。

 それは、社会がおかしいのです。あなたの疑問がおかしいのではありません。あなたは間違ってはいません。

 私が一度「奥さん」や「専業主婦」や「主人」の日本語の意味を夫に説明したときに、夫が興味深い事を言いました。

 その言葉に君が怒りを感じるのならば、それはそれらの言葉が間違っているのではなく、その言葉は状況を正しく表現しているという面では正しいんだけど、その言葉が作られた社会の方が間違っているのだと。

 その通りだと思います。

 では、ボキャブラリです!

ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p43-p44

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

abolish | formally put an end to (a system, practice, or institution):

pocket borough | (in the UK) a borough in which the election of political representatives was controlled by one person or family. Such boroughs were abolished by the Reform Acts of 1832 and 1867.

rotten borough | a borough that was able to elect a representative to Parliament though having very few voters, the choice of representative typically being in the hands of one person or family

campaigner | n. a person who actively promotes the goals of a cause:

Chartist | Chartism was a working-classmale suffrage movement for political reform in Britain that existed from 1838 to 1857. 

petition | make or present a formal request to (an authority) with respect to a particular cause:

persuade | cause (someone) to do something through reasoning or argument:

reach out | To attempt to make contact with someone, especially in search of or to offer help,guidance, comfort, or support.

ordinary | adj. with no special or distinctive features; normal:

Universal Suffrage | the right of almost all adults to vote in political elections.

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries, Merriam-Webster Dictionary 

 今日の問題

What were 2 important aspects of the reform act of 1832?

1. It decreased the power of the monarch.

2. It increased the number of people who could vote.

3. It gave women the vote

4. It abolished rotten boroughs

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役立つ情報を毎日更新して行きます!🙂

英国古本屋ライター:K・T・エリーズ

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第55回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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