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『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第24回「イギリスの歴史:アイルランドとプランテーション」

2020/03/21
 
ロンドン市内
この記事を書いている人 - WRITER -

 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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アイルランドと宗教

 この時期に、アイルランドはほぼ完全にカトリックの国になっていました。

 この時期は、イギリス、ヨーロッパ全土で宗教改革が起こり、カトリック聖職者の腐敗が暴かれました。

 そしてキリスト教における信仰は、個人と教会ではなく、個人と神との対話により成されるべきだというプロテスタントのアイデアへと移行している最中でしたよね。

宗教改革についてお忘れの方はこちら↓

 その中で、アイルランドだけ、カトリックを貫きます。これはイングランドの無理矢理のアイルランド侵略に反旗をひるがえすような、宗教的反抗でした。

イングランドのアイルランド侵略

 ヘンリー7世とヘンリー8世はイギリスの支配力を「the Pale」以外にも拡大して行きます。

 そして、「the Pale」どころではなくアイルランドの国全体にイギリスの統治権力を及ばせようとするのでした。

「the Pale」についてお忘れの方は以下の記事の「アイルランド」の項目をどうぞ!

 この時代、ヘンリー8世は、「アイルランドの王(King of Ireland)」の称号を得ています。

 そして、イギリスの法がアイルランドに導入され、各地域のリーダーは、ダブリンの「Lord Lieutenants」の指示に従うよう促されました。

Lord Lieutenants(ロード・レフテナント)って何?

 のちに、アイルランド関係で、「Lord Protector」というのも出てきますので、このLord Lieutenantをここでやんわりさらっておきましょう。

 発音的には「ルーテナント」の他に、ネット上で辞書を漁ってみると「ロード・レフテナント[/lɛfˈtɛnənt/]」というのがあります。

 イギリスではどちらも発音されます。

 ちなみに私の夫はルーテナント派です 🙂

 日本語では、総監、統監、総督などと訳されています。それから推測できるように、これはイギリスの官職名です。

 Lord Lieutenantは、連合王国の中での、それぞれの国における、イギリスの君主個人の代表的な存在です。

 そして、アイルランドにおけるロード・ルーテナントは、アイルランドにおける、イギリス支配が及んだ地域での行政のトップのことを指します。

 つまり、アイルランド総督です。

Ulster(アルスター)

 エリザベス1世やジェームズ1世の時代には、アイルランドの多くの人々が、イングランドのプロテスタント政府における支配に反抗していましたね。

 実際に、数多くの反乱や暴動が起こりました。

 そこでイギリス政府は、スコットランドやイギリスのプロテスタントの人々に呼びかけ、「Ulster」という土地に入植することを促します。

 Ulsterとは、アイルランドの北にある地域のことです。(左のUlsterのリンクをクリックすると、wikiでもっと正確な地図が見れます。)

お手製感みなぎるUlsterとPaleの地図↑(赤い所です)

 ちなみに、北アイルランドの特産料理は、Ulster Fryですが、これはこの地名から来ていますよね。これは試験に出ますが、まあ、それはさておき、本題に戻りましょう。

アルスター(Ulster)とプランテーション(Plantation)

 イギリス政府はスコットランドやイングランドのプロテスタントたちに、アイルランドの「Ulster」に入植するよう呼びかけます。

 つまりこれは、カトリックの現地で、プロテスタンティズムを広めて行こうという作戦ですよね。内側からもじわじわと支配していこうという事です。

 実際に、この作戦を通じて、イギリス政府は、カトリックの土地所有者から土地を奪っていきます。そりゃ反感も買うわ、という話です。

 この時に、スコットランドやイギリスから、アイルランドのUlsterへ入植が行われた時のこの入植地域プランテーション(Plantation)として知られています。

 要は、自国からアイルランドへ国民を移住させることによって、アイルランドを体よく植民地化し、そこで大量生産可能な穀物などの農業地域(Plantation)が作られたのですね。

 その後、新しい入植者たちが南西スコットランドからもUlsterへやって来ます。そしてその他の奪った土地は、ロンドンにある会社に与えられたりしました。無茶苦茶です。倫理のかけらもない。笑。

 王ジェームズ1世も、後世に似たタイプのプランテーションをアイルランドの別の場所に数か所作ります。

 このことは、その後、イングランド、スコットランド、アイルランドの歴史上に、深刻な長期にわたる余波を生み出すのです。

 本日はここまでにしましょう!

ボキャブラリ

“2020 Edition Life in the UK Test Handbook” p27-p27 / “IRELAND”

日本語チーターシートは以下をクリック!

さあ読んで行きましょう!試験は全部英語です!!!いつもの英語での英単語の覚え方はこちら「2. 英語で覚える英語のボキャブラリー」をどうぞ!

必須単語は黄色いマーカーの所なので、絶対に覚えてください。

extend | v. to add to something in order to make it bigger or longer:

authority  | n.[U] the moral or legal right or ability to control:

Lieutenant |n.[C] (the title of) an officer of middle rank in the armed forces:

Dublin |the capital city of the Republic of Ireland, situated in the northeast of the country, on the coast:

oppose |v. to disagree with something or someone, often by speaking or fighting against it, him, or her:

Ulster |a province of Ireland, part of which is now in Northern Ireland and part in the Republic of Ireland

Province |one of the areas that a country or empire is divided into as part of the organization of its government, which often has some control over its own laws :

Landholder | n[C]someone who owns or rents an area of land:

Plantation|n[C] a large farm, especially in a hot part of the world, on which a particular type of crop is grown:

By Collins English dictionary , Cambridge Dictionary, Wikipedia, Oxford Dictionaries

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英国古本屋ライター:K·T·エリーズ

次回

 ではみなさん、よければ、「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!第25回」でお会いしましょう!(以下に埋め込みリンクがない場合は執筆途中です。記事は月-金の毎日、日本時間の19:00PM/英国時間の11:00AM頃更新されます。)

「『Life in the UK』テスト一発合格勉強法!」シリーズの、過去の全記事が、「目次 SiteMap」の「Life in the UK」にありますので、良ければリンクをクリックして、見たい所からご覧ください!

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 略歴:渡英後すぐ、イギリスの某大手IT企業に就職。IT/マーケティング資料/サポート記事の翻訳や校正を現役で担当中。ローカライズ歴5年目。プライベートでは、現地で結婚。夫婦の共通言語は英語。

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